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JIS A1216
  • JIS A1216:1990 pdfダウンロード。土の一軸圧縮試験方法 Method for unconfined compression test of soils 1 適用範囲 この規格は,拘束圧を受けない状態で自立する供試体の一軸圧縮強さを求める方法について規定する。主に乱さない粘性土を対象とするが,練り返した試料,締固めた土,砂質土などの自立する供試体にも準用できる。 2 引用規格 次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。 JIS A 0207 地盤工学用語 JIS A 1203 土の含水比試験方法 JIS B 7503 ダイヤルゲージ JIS B 7507 ノギス JIS Z 8401 数値の丸め方 3 用語及び定義 この規格で用いる主な用語及び定義は,JIS A 0207によるほか,次による。 3.1 プルービングリング 圧縮力又は引張力の大きさをリングの変形量から測定する荷重計。 3.2 破壊ひずみ,εf 最大圧縮応力のときの圧縮ひずみ。 3.3 変形係数,E50 最大圧縮応力の50 %における応力−ひずみ曲線の割線勾配。 4 試験器具 試験器具は,次による。 4.1 一軸圧縮試験機 一軸圧縮試験機は,圧縮装置,上部加圧板,下部加圧板,荷重計及び変位計から構成され,次に示す条件を満たすものする(図1参照)。 a) 圧縮装置は,供試体の高さの15 %までの圧縮ひずみを連続的に与え得るように,一定速度で作動するものとする。荷重計,上部加圧板,供試体,下部加圧板及び圧縮装置のそれぞれの中心軸は,同一線上にあるものとする。 b) 荷重計は,プルービングリング又は電気式荷重計とする。容量の異なるものを複数用意しておき,予想される一軸圧縮強さに応じて使い分ける。供試体の最大圧縮力の±1 %の許容差で圧縮力が測定できるものとする。 c) 変位計は,測定範囲が20 mm以上で,最小目盛が0.01 mmのJIS B 7503に規定するダイヤルゲージ又はこれと同等以上の性能をもつ電気式変位計とする。供試体の高さの±0.1 %の許容差で圧縮量が測定できるものとする。 4.2 供試体作製器具 供試体作製器具は,次による(図2参照)。 a) トリマー トリマーは,試料を載せる台座と試料固定板とが回転する構造をもつもので,外側の支柱に沿わせて,ワイヤソー又は直ナイフで試料を削ることによって直円柱の供試体に成型できるもの。 b) マイターボックス マイターボックスは,二つ割りにできて,その内径が供試体の直径より僅かに大きいものとし,供試体の両端を平行で,かつ,軸方向に対して直角に整形できるもの。 c) ワイヤソー ワイヤソーに使用できる鋼線の直径は,0.2 mmから0.3 mm程度までとする。 d) 直ナイフ 直ナイフは,鋼製で片刃の付いたもの。
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  • JIS A1216:2020 pdfダウンロード。土の一軸圧縮試験方法 Method for unconfined compression test of soils 1 適用範囲 この規格は,拘束圧を受けない状態で自立する供試体の一軸圧縮強さを求める方法について規定する。主に乱さない粘性土を対象とするが,練り返した試料,締固めた土,砂質土などの自立する供試体にも準用できる。 2 引用規格 次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。 JIS A 0207 地盤工学用語 JIS A 1203 土の含水比試験方法 JIS B 7503 ダイヤルゲージ JIS B 7507 ノギス JIS Z 8401 数値の丸め方
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