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JIS A1313
  • JIS A1313:2015 pdfダウンロード。防火シャッターの検査基準 Inspection standard of rolling fire doors 1 適用範囲 この規格は,建築物及び工作物に設置した外壁用防火シャッター,屋内用防火シャッター及び防煙シャッターの機能を検査するための検査基準について規定する。 2 引用規格 次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。 JIS A 4705 重量シャッター構成部材 JIS C 1302 絶縁抵抗計 3 用語及び定義 この規格で用いる主な用語及び定義は,JIS A 4705による。 4 検査項目 検査は,次による。 a) しゅん(竣)工検査の検査項目 しゅん(竣)工検査では,設計図書に記載している各項目に合致しているかどうかを検査するほか,表1に規定する項目について,箇条5によって検査する。 b) 定期検査の検査項目 維持管理のための定期検査では,表1のとおり寸法検査を除く項目について検査する。 5 検査方法及び判定基準 5.1 しゅん(竣)工時の寸法検査 しゅん(竣)工時の寸法検査の方法は,寸法測定による。判定基準は,次による。 a) シャッターの内のり幅(図1参照)の寸法許容差は,表2による。 b) スラットとガイドレールとのかみ合わせ長さ(図1参照)は,表2による。 c) 片側のかみ合わせ長さは,スラットをいずれかに寄せたときでも,表2による。 5.2 取付状態の検査 5.2.1 シャッターカーテンを開放した状態で行う検査 シャッターカーテンを開放した状態で行う検査の方法は,目視による。判定基準は,次による。 a) まぐさ及びガイドレールには,曲がり及び損傷がなく,かつ,ガイドレールには,開閉の支障となる障害物がない。 b) 遮煙機構をもつまぐさ及びガイドレールは,摩耗,損傷及び変形がない。 c) 座板は,まぐさに接触していない。 d) 手動閉鎖装置は,シャッターの開閉が見える場所に設置され,操作は容易で,使用方法の表示がある。 5.2.2 シャッターカーテンを閉鎖した状態で行う検査 シャッターカーテンを閉鎖した状態で行う検査の方法は,目視による。判定基準は,次による。 a) スラット及び座板は,曲がり,変形,損傷及びさびの発生がない。 b) 遮煙機構をもつまぐさ又はガイドレールは,スラットと接触している。 c) 座板は,床面に均等に接している。 d) まぐさとガイドレールとの接合部には,有害な隙間がない。
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