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JIS A1314
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JIS A1314:2014 pdfダウンロード。防火ダンパーの性能試験方法 Performance test methods for fire damper 1 適用範囲 この規格は,建築物の換気,暖房,冷房などに使用される風道が防火区画を貫通する部分に設ける防火ダンパーの性能試験方法について規定する。 なお,防火ダンパーには,外壁用防火ダンパー及び排煙用防火ダンパーを含むものとする。 2 引用規格 次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。 JIS A 1516 建具の気密性試験方法 JIS B 8330 送風機の試験及び検査方法 JIS C 1302 絶縁抵抗計 JIS C 1605 シース熱電対 JIS C 9603 換気扇 JIS C 60068-2-2 環境試験方法−電気・電子−第2-2部:高温(耐熱性)試験方法(試験記号:B) JIS Z 2371 塩水噴霧試験方法 JIS Z 8704 温度測定方法−電気的方法 ISO 834-1,Fire-resistance tests−Elements of building construction−Part 1: General requirements 3 用語及び定義 この規格で用いる主な用語及び定義は,次による。 3.1 防火ダンパー 火災時に熱又は煙を感知し,自動的に風道を閉鎖する機構を備えた耐火性をもつ防火用の設備。防火ダ ンパーは,温度ヒューズ連動,熱感知器連動,煙感知器連動及び熱煙複合感知器連動がある。防火ダンパーの機構及び各部の名称を図1に示す。 3.2 外壁用防火ダンパー 建築物の外壁の開口部の延焼のおそれのある部分に設ける防火ダンパー。 3.3 排煙用防火ダンパー 作動試験温度350 ℃(公称作動温度280 ℃)の防火ダンパーで,排煙設備の風道が防火区画を貫通する部分に設ける防火ダンパー及び排煙口(排煙ダンパー)と兼用する防火ダンパー。 3.4 自動閉鎖装置 温度ヒューズ,熱・煙感知器などのセンサーに連動して羽根を閉鎖させる装置。 3.5 温度ヒューズ 周囲温度が上昇し,設定温度に達したときに溶断するメタルヒューズ。 3.6 公称作動温度 製造業者又は販売者が任意に設定できる,防火ダンパーが作動する温度で,温度ヒューズの融点付近の温度。 3.7 作動試験温度 防火ダンパーの作動性能を確認するための設定温度。公称作動温度の125 %の温度が作動試験温度である。 4 性能試験項目 防火ダンパーの性能試験項目は,次による。 a) 遮煙性能試験 防火ダンパー,外壁用防火ダンパー及び排煙用防火ダンパーのうち,風道が防火区画を貫通する部分に用いる防火ダンパーについては,5.1による気密性試験を行う。 なお,排煙口(排煙ダンパー)兼用防火ダンパーの漏気に関する気密性試験は,附属書Aによる。 b) 作動性能試験 温度ヒューズ連動自動閉鎖装置の作動試験については,5.2による作動試験を行う。ただし,防火ダンパーに自動閉鎖装置を組み込み一体として行う作動試験などの場合は,附属書Bによる。 c) 耐火性能試験 附属書Cによる耐火試験を行う。ただし,鉄製で鉄板の厚さが1.5 mm以上で製作した防火ダンパーは省略することができる。 d)...09-15 JIS A1314
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