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JIS A1481-3
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JIS A1481-3:2014 pdfダウンロード。建材製品中のアスベスト含有率測定方法− 第3部:アスベスト含有率のX線回折定量分析方法 Determination of asbestos in building material products- Part 3: Quantitative analysis of containing asbestos by X-ray diffraction method 1 適用範囲 この規格は,X線回折分析方法によって,建材製品中のアスベスト含有率(質量分率)(以下,アスベスト含有率という。)を定量する方法について規定する。この規格は,定量用二次分析試料及び定量用三次分析試料の作製方法並びに基底標準吸収補正法によるX線回折定量分析方法で構成する。 なお,アスベストが不純物として含有するおそれのある天然鉱物及びそれを原料としてできた製品については,適用しない。 関連する国内の強制法規としては,次のものなどがあり,適用される基準に対しては,これらの規定が優先する。 − 労働安全衛生法 − 廃棄物の処理及び清掃に関する基準 注記1 JIS A 1481-1は,建材製品中及び天然鉱物中のアスベスト定性分析に適用可能である。一方,JIS A 1481-2及びJIS A 1481-3は,建材製品中のアスベスト分析だけを対象としており,アスベストが不純物として含有するおそれのある天然鉱物及びそれを原料としてできた製品の分析は対象としていない。 注記2 アスベスト含有率0.1 %の有無の判断のフローを,参考として図1に示す。 2 引用規格 次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。 JIS A 1481-1 建材製品中のアスベスト含有率測定方法−第1部:市販バルク材からの試料採取及び定性的判定方法 JIS A 1481-2 建材製品中のアスベスト含有率測定方法−第2部:試料採取及びアスベスト含有の有無を判定するための定性分析方法 JIS K 1522 イソプロピルアルコール(イソプロパノール) JIS K 8264 ぎ酸(試薬) JIS R 3503 化学分析用ガラス器具 3 用語,記号及び単位 3.1 用語及び定義 この規格で用いる主な用語及び定義は,JIS A 1481-2によるほか,次による。 3.1.1 定量用二次分析試料 一次分析試料をぎ酸処理し,定量分析用に作製したもの。 3.1.2 定量用三次分析試料 定量用二次分析試料で,残さ(渣)率0.15を超えたものについて,定量分析用に作製したもの。 3.1.3 残さ(渣)率 一次分析試料量に対する定量用二次分析試料量[残さ(渣)量]の比率。 3.1.4 減量率 試料量に対する加熱処理した一次分析試料量(減量)の比率。 3.1.5 積分強度 指定したX線回折線(ピーク)の面積強度(積算値)。 3.2 記号及び単位 記号及び単位は,表1による。09-17 JIS A1481-3
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