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JIS A1493
  • JIS A1493:2014 pdfダウンロード。窓及びドアの熱性能−日射熱取得率の測定 Thermal performance of windows and doors Determination of solar heat gain coefficient 1 適用範囲 この規格は,窓及びドア,並びに窓に日射遮蔽物を附属する場合の日射熱取得率の測定方法について規定する。 この規格は,次のものに適用できる。 − 様々なタイプのグレージング(単層又は複層,ガラス又はプラスチック,低放射率コーティングの有無,日射調整フィルムの有無及び空気又は他の気体を封入した中空層をもつもの) − 窓又はドア内の不透明パネル − 様々なタイプのフレーム[木製,樹脂製,金属製(熱遮断構造を含む。),その他材料を任意に組み合わせたもの] − 様々なタイプの日射遮蔽物(ブラインド,スクリーン,紙障子,その他日よけの効果のある附属物) この規格には,次の事項は含まない。 − ひさし(庇),袖壁など建築部位による日射遮蔽効果 − 漏気による熱移動 − 二重窓及び複合窓における中間空気層の換気 − 窓若しくはドアのフレームと建物外壁との間の戸じゃくり又は接合部の熱橋作用 この規格は,次のものには適用できない。 出窓 − カーテンウォール及び他の構造用グレージング − 産業用,商業用及びガレージ用ドア 2 引用規格 次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。 JIS A 0202 断熱用語 JIS A 1420 建築用構成材の断熱性測定方法−校正熱箱法及び保護熱箱法 JIS A 2103 窓及びドアの熱性能−日射熱取得率の計算 JIS A 4710 建具の断熱性試験方法 JIS C 8912 結晶系太陽電池測定用ソーラシミュレータ JIS R 3106 板ガラス類の透過率・反射率・放射率・日射熱取得率の試験方法 3 用語,定義,記号及び単位 3.1 用語及び定義 この規格で用いる主な用語及び定義は,JIS A 0202,JIS A 1420,JIS A 2103,JIS A 4710及びJIS C 8912による。 3.2 記号及び単位 この規格で用いる記号及び単位は,表1による。 4 測定原理 4.1 一般 窓及びドアの日射熱取得率の測定は,二つの段階によって行う。第1段階は,照射日射がある場合に試験体を通して計測箱に流れる熱量(照射日射取得熱量+貫流熱量)の測定である。第2段階は,照射日射がない場合に試験体の内外温度差によって流れる熱量(貫流熱量)の測定である。照射日射熱量は,第1段階の測定において試験体直前の放射強度計によって決定する。照射日射取得熱量は,第1段階で測定した熱量と第2段階で測定した熱貫流率を用いて算出した貫流熱量との差として決定する。窓及びドアの日射熱取得率(η)(日射侵入率と同義)は,照射日射取得熱量の照射日射熱量に対する比であるから,日射遮蔽物の有無にかかわらず式(1)によって求められる。
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