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JIS A1509-8
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JIS A1509-8:2014 pdfダウンロード。セラミックタイル試験方法− 第8部:施ゆうタイルの耐貫入性試験方法 Test methods for ceramic tiles- Part 8: Determination of crazing resistance for glazed tiles 1 適用範囲 この規格は,セラミックタイル(以下,タイルという。)のうち,施ゆうタイルの耐貫入性試験方法について規定する。ただし,装飾上及び設計上,意図的に貫入を施したタイル並びに製品の特徴として貫入が存在するタイルには適用しない。 注記 この規格の対応国際規格及びその対応の程度を表す記号を,次に示す。 ISO 10545-11:1994,Ceramic tiles−Part 11: Determination of crazing resistance for glazed tiles(MOD) なお,対応の程度を表す記号“MOD”は,ISO/IEC Guide 21-1に基づき,“修正している”ことを示す。 2 引用規格 次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。 これらの引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。 JIS A 1509-1 セラミックタイル試験方法−第1部:抜取検査 JIS A 5209 セラミックタイル 3 用語及び定義 この規格で用いる主な用語及び定義は,JIS A 5209による。 4 試験・測定の原理 オートクレーブ内で,一定時間タイルを高温高圧の蒸気にさらすことによって,タイルの施ゆう面の耐貫入性を評価する。 5 装置及び器具 5.1 オートクレーブ 圧力を1 MPa以上で1時間以上保持できる圧力容器。 注記 蒸気の供給方法は,直接加熱方式又は熱源外部供給方式とする。 5.2 着色液 塩基性フクシン約1 %水溶液,メチレンブルー約1 %水溶液又はその他の適切な着色液。 6 試料 試料は,JIS A 1509-1に規定する数の全形タイルを用いる。ただし,必要な場合は,試験装置に合わせて切断して用いる。 7 手順 7.1 試料の事前確認 試験を開始する前に,試料表面に着色液を塗布した後,湿布で拭き取るなどして,目視で観察し,切れ,貫入などの欠点の有無を確認する。このとき,欠点が確認された試料は,試験に使用しない。 7.2 加圧 試料への加圧は,次による。 a) 直接加熱方式 試験中に消費する水量より多量の水をオートクレーブ内に注水し,試料がオートクレーブ内で水に浸からないように保持する。オートクレーブの蓋を密閉した後,約1時間で1 MPa以上に達するようにオートクレーブ内の圧力を徐々に上げ,この圧力を1時間以上保持する。その後,熱源を切り,常圧になるまでできるだけ早く圧力を下げた後,試料を放冷する。 b) 熱源外部供給方式 オートクレーブ内に試料を保持し,約1時間で1 MPa以上に達するようにオートクレーブ内の圧力を徐々に上げ,この圧力を1時間以上保持する。その後,蒸気供給装置を切り,常圧になるまでできるだけ早く圧力を下げた後,試料を放冷する。 7.3 試料の事後観察 試料表面に着色液を塗布した後,湿布で拭き取るなどして,目視で観察し,貫入の発生の有無を調べる。 8 結果の表示 貫入の発生の有無を表示する。 9 試験記録 試験記録には,次の事項のうち,必要な事項を記載する。...09-15 JIS A1509-8
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