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JIS A5364
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JIS A5364:2016 pdfダウンロード。プレキャストコンクリート製品− 材料及び製造方法の通則 Precast concrete products- General rules of materials and product methods a) 骨材は,清浄,堅硬及び耐久的で,適切な粒度をもち,ごみ,泥,薄い石片,細長い石片,有機不純物,塩化物などを有害量含んでいてはならない。 b) 粗骨材の最大寸法は40 mm以下とし,製品の最小厚さの2/5以下で,かつ,鋼材の最小あきの4/5を超えてはならない。ただし,十分に締固めをできることが確認されている場合は,この限りではない。 c) 骨材は,全アルカリ量が明らかなポルトランドセメントなどを使用し,コンクリート中のアルカリ総量が3.0 kg/m3以下の場合はアルカリシリカ反応による区分を問わない。コンクリート中のアルカリ総量が3.0 kg/m3を超える場合は,JIS A 5308の附属書Bによってアルカリシリカ反応抑制対策を講じなければならない。ただし,JIS A 5011-1に規定する高炉スラグ骨材を使用する場合は,この限りではない。コンクリート中のアルカリ総量の計算は,JIS A 5308の附属書Bによって行う。 4.1.2.2 構造用軽量コンクリート骨材 構造用軽量コンクリート骨材を使用する場合は,JIS A 5002に適合するもの,又は品質がこれと同等以上のものでなければならない。 4.1.2.3 砕石及び砕砂 砕石及び砕砂を使用するときは,JIS A 5005に適合するもの,又は品質がこれと同等以上のものでなければならない。 4.1.2.4 スラグ骨材 スラグ骨材を使用するときは,次のいずれかの規格に適合するもの,又は品質がこれらと同等以上のものでなければならない。 JIS A 5011-1,JIS A 5011-2,JIS A 5011-3,JIS A 5011-4 4.1.2.5 一般廃棄物,下水汚泥又はそれらの焼却灰を溶融固化したコンクリート用溶融スラグ骨材 一般廃棄物,下水汚泥又はそれらの焼却灰を溶融固化したコンクリート用溶融スラグ骨材(以下,溶融スラグ骨材という。)を使用する場合には,JIS A 5031に適合するものとし,設計基準強度が35 N/mm2以下のプレキャスト無筋コンクリート製品(以下,URC製品という。)及びプレキャスト鉄筋コンクリート製品(以下,RC製品という。)に適用する。ただし,PCa製品の特性及び要求される強度,耐久性,製品の置かれる環境などの適用条件を熟知し,かつ購入者から要求があった場合には,設計基準強度が35 N/mm2を超えるJIS A 5371に規定するURC製品及びJIS A 5372に規定するRC製品に溶融スラグ骨材を用いてもよい。 なお,建築用のPCa製品(建築物の基礎,主要構造部その他安全上,防火上若しくは衛生上重要である部分,又は工作物に使用するもの)には,溶融スラグ骨材を用いてはならない。 4.1.2.6 再生骨材 再生骨材を使用するときは,次のいずれかの規格に適合するものでなければならない。 JIS A 5021,JIS A 5022の附属書A,JIS A 5023の附属書A 再生骨材を使用する場合には,コンクリートの品質(圧縮強度,乾燥収縮特性,耐久性など)への影響を試験データなどによって十分に調査し,PCa製品の要求性能を損なわないことを確認する。また,購入者から要求があった場合には,その試験データなどを提示できなければならない。ただし,再生骨材を用いたコンクリートでは,乾燥収縮及びクリープが大きく,PC製品にこれを用いるとプレストレスの損失量が大きくなること及び再生骨材を用いたコンクリートの緊張力を受けた鋼材を保護する性能が明確にはなっていないことから,PC製品の場合には,再生骨材を使用してはならない。09-12 JIS A5364
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