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JIS A5525
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JIS A5525:2009 pdfダウンロード。鋼管ぐい Steel pipe piles 1 適用範囲 この規格は,土木・建築などの構造物の基礎(地すべり抑止用のくいを含む。)に使用する溶接鋼管ぐい(以下,くいという。)について規定する。 なお,本体に規定する項目のほかに,注文者があらかじめ製造業者との協定によって指定することができる突起付き素管の品質規定を附属書Aに示す。 注記1 地すべり抑止用の鋼管には,この規格のほかJIS G 3444(一般構造用炭素鋼鋼管)及びJIS G 5201(溶接構造用遠心力鋳鋼管)が用いられている。 注記2 この規格は,主として,外径318.5 mm〜2 000 mmのくいに適用されている。 2 引用規格 次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。 JIS G 0320 鋼材の溶鋼分析方法 JIS G 0404 鋼材の一般受渡し条件 JIS G 0415 鋼及び鋼製品−検査文書 JIS G 3193 熱間圧延鋼板及び鋼帯の形状,寸法,質量及びその許容差 JIS Z 2241 金属材料引張試験方法 JIS Z 3104 鋼溶接継手の放射線透過試験方法 JIS Z 3121 突合せ溶接継手の引張試験方法 JIS Z 3211 軟鋼,高張力鋼及び低温用鋼用被覆アーク溶接棒 JIS Z 3312 軟鋼,高張力鋼及び低温用鋼用のマグ溶接及びミグ溶接ソリッドワイヤ JIS Z 3313 軟鋼,高張力鋼及び低温用鋼用アーク溶接フラックス入りワイヤ JIS Z 3351 炭素鋼及び低合金鋼用サブマージアーク溶接ソリッドワイヤ JIS Z 3352 サブマージアーク溶接及びエレクトロスラグ溶接用フラックス JIS Z 8401 数値の丸め方 3 くいの構成 くいの構成及び各部の呼び名は,図1による。 5 製造方法 製造方法は,次による。 a) 素管は,アーク溶接によるスパイラルシーム溶接若しくはストレートシーム溶接,又は電気抵抗溶接によって製造する。 なお,工場円周溶接においては,素管のシーム溶接部端部を,互いに円周方向に,円周長の1/8以上ずらさなければならない。 b) 突起付き素管の製造方法は,A.1による。 c) 単管は,素管のまま又は素管を工場円周溶接した継ぎ管とする。また,継ぎ管は,種類の異なる素管又は厚さの異なる素管を工場円周溶接してもよい。 6 化学成分 素管は,12.1によって試験を行い,その溶鋼分析値は,表2による09-21 JIS A5525
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JIS A5525:2019 pdfダウンロード。鋼管ぐい Steel pipe piles 7 機械的性質 素管は,12.2によって試験を行い,その引張強さ,降伏点又は耐力,伸び,溶接部引張強さ,及びへん平性は,表3による。へん平性の場合は,表3による平板間の距離まで圧縮したとき,試験片に割れを生じてはならない。ただし,溶接部引張強さは,アーク溶接によって製造した素管に適用し,へん平性は,電気抵抗溶接によって製造した素管に適用する。 8 工場円周溶接 工場円周溶接の溶接材料及び溶接部の品質は,次による。 a) 溶接材料 素管を溶接して単管とする場合の工場円周溶接に使用する溶接材料は,素管の材料の規定引張強さ以上のものとし,次のいずれかの規格によるか又はそれらの組合せによる。 JIS Z 3211,JIS Z 3312,JIS Z 3313,JIS Z 3351,JIS Z 3352 なお,種類の異なる素管の工場円周溶接を行う場合に使用する溶接材料の引張強さは,400 N/mm2以上とする。 b) 溶接部の品質 工場円周溶接部は,12.3によって放射線透過試験を行い,JIS Z 3104の附属書4の表1(きずの種別)のきずの種別に対し,JIS Z 3104の附属書4の6.(きずの分類)によってきずが1類〜3類に該当する場合を合格とする。 9 附属品,加工及び塗装・被覆 注文者は,くいに付随する附属品1),加工2) 及び塗装・被覆を指定してもよい。その場合の外観,検査,表示などは,受渡当事者間の協定による。本体に規定する項目のほかに,単管に取り付ける附属品の代表的な例,及び単管に施す加工及び塗装・被覆の代表的な例を,それぞれ附属書B及び附属書Cに示す。 注1) 附属品とは,くいの施工時に必要となる仮設部材をいう。 10 形状,寸法,質量及びその許容差 10.1 管端の形状 単管の端部形状は,図2による。厚さの異なる素管を継ぐ場合は,通常,図3に示すように,あらかじめ工場で加工する。ただし,端部形状,補強又は加工について特に要求のある場合は,受渡当事者間の協定によってもよい。 注記 図2において,頭部端面とは,くいの上端部をいい,先端部端面とは,くいの下端部をいう。09-05 JIS A5525
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