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JIS A5526
  • JIS A5526:2011 pdfダウンロード。H形鋼ぐい Steel H piles 1 適用範囲 この規格は,土木・建築など構造物の基礎に使用するH形鋼ぐい(以下,くいという。)について規定する。 2 引用規格 次に掲げる引用規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。 JIS G 0320 鋼材の溶鋼分析方法 JIS G 0404 鋼材の一般受渡し条件 JIS G 0415 鋼及び鋼製品−検査文書 JIS G 0416 鋼及び鋼製品−機械試験用供試材及び試験片の採取位置並びに調製 JIS G 3192 熱間圧延形鋼の形状,寸法,質量及びその許容差 JIS Z 2241 金属材料引張試験方法 3 種類及び記号 くいに使用する鋼材の種類は,2種類とし,その記号は,表1による。 4 化学成分 くいは,8.1によって試験を行い,その溶鋼分析値は,表2による。 5 機械的性質 くいは,8.2によって試験を行い,その降伏点又は耐力,引張強さ及び伸びは,表3による。 6 形状,寸法,質量及び寸法の許容差 6.1 くいの寸法,断面積及び質量 くいの寸法,断面積及び質量は,表4による。 6.2 長さ くいの標準長さは,6.0 m以上13.0 m以下とし,0.5 m刻みとする。 6.3 形状及び寸法の許容差 くいの形状及び寸法の許容差は,表5による。ただし,注文者は,必要に応じて継手部の相対寸法許容差を製造業者と協定してもよい。 7 外観 くいの外観は,JIS G 3192の箇条9(外観)による。 8 試験 8.1 分析試験 8.1.1 分析試験の一般事項 くいの化学成分は,溶鋼分析によって求め,分析事項の一般事項及び分析試料の採り方は,JIS G 0404の箇条8(化学成分)による。 8.1.2 分析方法 分析方法は,JIS G 0320による。 8.2 機械試験 8.2.1 試験一般 機械試験の一般事項は,JIS G 0404の箇条7(一般要求)及び箇条9(機械的性質)による。ただし,供試材の採り方はJIS G 0404の7.6(試験片採取条件及び試験片)のA類とし,試験片の数及び採取位置は,次による。 a) 引張試験片の数 試験片の数は同一溶鋼に属し,最大厚さが最小厚さの2倍以内のものを一括して一組とし引張試験片を1個採取する。ただし,一組の質量が50 tを超えるときは,引張試験片を2個採取する。 b) 引張試験片の採取位置 引張試験片の採取位置は,JIS G 0416による。試験片は,圧延方向に平行に採取する。 8.2.2 試験片 引張試験片は,JIS Z...
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