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JIS A5548
  • JIS A5548:1987 pdfダウンロード。セラミックタイル張り内装用有機系接着剤 Interior organic adhesives for ceramic tiles 1 適用範囲 この規格は,建築物の内壁面にJIS A 5209に規定するセラミックタイルを施工する場合に使用する有機系接着剤(以下,接着剤という。)について規定する。 なお,技術的に重要な改正に関する新旧対照表を附属書Aに記載する。 2 引用規格 次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。 JIS A 5209 セラミックタイル JIS A 5430 繊維強化セメント板 JIS G 3101 一般構造用圧延鋼材 JIS K 6800 接着剤・接着用語 JIS K 7100 プラスチック−状態調節及び試験のための標準雰囲気 JIS R 3202 フロート板ガラス及び磨き板ガラス JIS R 5201 セメントの物理試験方法 JIS R 6252 研磨紙 3 用語及び定義 この規格で用いる主な用語及び定義は,JIS K 6800によるほか,次による。 3.1 合成樹脂系エマルション 合成樹脂を水に分散させたもの。 3.2 張付け可能時間 接着剤塗布後タイルを接着するまでの時間のうち,所定の接着強さを満足する時間。 4 種類・区分 4.1 用途による区分 接着剤は,その用途によって,表1のとおり区分する。 4.2 主成分の種類 接着剤は,その主成分の種類によって,表2のとおりとする。 5 品質 5.1 外観 接着剤の外観は,均質で,有害と認められる異物の混入があってはならない。 5.2 侵食性 接着剤は,これに接するタイル,下地などを侵すものであってはならない。 5.3 有機溶剤の使用の有無 接着剤は,トリフェニルスズ化合物及びトリブチルスズ化合物,炭素数3以下の塩素化合物,並びに二硫化炭素を使用してはならない。 5.4 性能 接着剤は,箇条6の試験に従って表4に○印で示す試験項目の試験を行ったとき,表5及び5.5の規定に適合しなければならない。 5.5 可使時間及び張付け可能時間 接着剤は,6.3.5及び6.3.6の試験を行ったとき,製品の容器に表示した時間に適合しなければならない。
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