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JIS A5556
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JIS A5556:2012 pdfダウンロード。工業用ステープル Staples 8 試験 8.1 外観 外観は,直射日光を避け,北窓昼光又はこれに相当する400 lx以上の照明の下で,約30 cm離れて目視で確認する。 8.2 素線径の測定及び引張試験 8.2.1 試験片の採り方 試験片の採り方は,次による。 a) 鉄線は,JIS G 3532の11.1(試験片の採り方)による。 b) ステンレス鋼線は,JIS G 4309の9.1.1(供試材及び試験片の採り方)による。 8.2.2 試験片 試験片は,JIS Z 2241の9A号試験片とする。 8.2.3 素線径の測定 素線径は,JIS B 7502に規定する目量が0.01 mmのマイクロメータ又はこれと同等以上の測定器を用いて,任意の箇所の同一断面における最小値及び最大値を測定してその平均値を測定値とし,小数点以下2桁に丸める。また,数値の丸め方は,JIS Z 8401の規則Bを用いる。 8.2.4 引張試験方法 引張試験方法は,JIS Z 2241による。ただし,試験速度は,鉄線の場合30秒〜3分程度,ステンレス鋼線の場合10秒〜1分程度で最大荷重を示すようにする。 なお,試験温度は5 ℃〜35 ℃とする。 8.3 平線の耐食性試験及び引張試験 8.3.1 試験片の採り方 試験片の採り方は,溶鋼(製鋼),線径,熱処理など製造工程が同一条件の素線を圧延加工した平線を600 mm〜1 000 mm採取する。 8.3.2 試験片 試験片の長さは,100 mm以上とし,3個とする。 8.3.3 試験片の調製 試験片の調製は,JIS Z 2371の5.(試験片の調製)による。 なお,平線に接着剤が付着している場合は,JIS K 1503に規定するアセトン(工業用)を用いて除去する。 8.3.4 耐食性試験方法 耐食性試験は,試験片3個をJIS Z 2371に規定する中性塩水噴霧試験によって200時間行う。 なお,JIS Z 2371の11.(試験装置の再現性の評価方法)は実施しなくてもよい。 8.3.5 引張試験方法 平線の引張試験は,耐食性試験を行った3個の試験片を水洗いし,水を切った後に行う。試験におけるつかみの間隔は50 mm以上とし,8.2.4による。試験片3個の平均値を測定値とし,整数に丸める。また,数値の丸め方は,JIS Z 8401の規則Bを用いる。 なお,試験片の乾燥及び赤さびの除去は行わなくてもよい。 8.4 保存性試験 一連のステープルの保存性試験は,試験片3個をJIS Z 2371に規定する中性塩水噴霧試験によって6時間行う。保存性の確認は,6時間経過後,切断部を除く外周部分の赤さびの発生の有無を目視によって行う。 なお,JIS Z 2371の11.(試験装置の再現性の評価方法)は実施しなくてもよい。 8.5 寸法測定 寸法測定は,ステープルの各部についてJIS B 7502,JIS B 7503又はJIS B 7507に規定する目量が0.01 mmの測定機器又はこれと同等以上の測定器を用いて,各部位ごとに試験片3個について測定し,各部の平均値を測定値とする。また,数値の丸め方は,JIS Z 8401の規則Bを用いる。...09-18 JIS A5556
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