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JIS A5750
  • JIS A5750:2008 pdfダウンロード。ディペンダビリティ マネジメント−第4-3部: システム信頼性のための解析技法− 故障モード・影響解析(FMEA)の手順 Dependability management-Part 4-3 : Analysis techniques for system reliability-Procedure for failure mode and effects analysis (FMEA) 1 適用範囲 この規格は,製品[サービスを含む。JIS C 5750-1の3.5(製品)を参照。]のための故障モード・影響解析(以下,“FMEA”という。)並びに故障モード・影響及び致命度解析(以下,“FMECA”という。)に適用する。 この規格は,次に示す項目によって様々な目的を達成するために,FMEA及びFMECAの適用についての指針を示す。 − 解析を行う上で必要となる手続き上のステップの提供 − 適切な用語,前提条件,致命度の測定及び各故障モードの明確化 − 基本的な諸原則の規定 − 必要なワークシート類又はその他の表形式の書式例の提供 FMECAがFMEAの拡張であることから,FMEAに対する全ての一般的な要求事項は,FMECAに対しても適用する。 注記 この規格の対応国際規格及びその対応の程度を表す記号を,次に示す。 IEC 60812:2006,Analysis techniques for system reliability−Procedure for failure mode and effects analysis (FMEA)(IDT) なお,対応の程度を表す記号“IDT”は,ISO/IEC Guide 21-1に基づき,“一致している”ことを示す。 2 引用規格 次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。 JIS C 5750-1 ディペンダビリティ マネジメント−第1部:ディペンダビリティ マネジメントシステム JIS Q 9000 品質マネジメントシステム−基本及び用語 JIS Z 8115 ディペンダビリティ(信頼性)用語 3 用語及び定義 この規格で用いる主な用語及び定義は,JIS C 5750-1,JIS Q 9000及びJIS Z 8115によるほか,次による。 3.1 アイテム(item) ディペンダビリティの対象となる,部品,構成品,デバイス,装置,機能ユニット,機器,サブシステム,システムなどの総称又はいずれか。 注記1 アイテムは,ハードウェア及び/又はソフトウェアから構成する。さらに,特別な場合は,人間も含む(JIS Z 8115のG1参照)。 注記2 プロセスも既定の機能を実行するアイテムとして定義し,プロセスFMEA又はFMECAをプロセスに対して実行する。通常,ハードウェアFMEAは,人並びに人とハードウェア及び/又はソフトウェアとの相互作用は対象としないが,プロセスFMEAは,通常,人の行動も含む。 3.2 故障(failure) アイテムが要求機能達成能力を失うこと(JIS Z 8115のF1参照)。 3.3 フォールト(fault) アイテムが要求機能を達成できない状態。 ただし,予防保全若しくはその他計画された活動の場合又は外部からの供給不良による場合は除く。 注記1...
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