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JIS A6205
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JIS A6205:2003 pdfダウンロード。鉄筋コンクリート用防せい剤 Corrosion inhibitor for reinforcing steel in concrete 1. 適用範囲 この規格は,コンクリートに混和剤として用いる鉄筋コンクリート用防せい(錆)剤(以下,防せい剤という。)について規定する。 2. 引用規格 付表1に示す規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。 3. 定義 この規格で用いる主な用語の定義は,JIS A 0203によるほか,次による。 a) 基準コンクリート 防せい剤の品質を試験するときの基準とする,防せい剤を用いないコンクリート。 b) 試験コンクリート 防せい剤の品質を試験するときの試験の対象とする,基準コンクリートに防せい 剤を用いたコンクリート。 c) 防せい率 防せい剤の腐食抑制効果を表す指標で,基準コンクリート中の鉄筋の発せい面積から試験 コンクリート中の鉄筋の発せい面積を差し引いた値を基準コンクリート中の鉄筋の発せい面積で除し た値の分率(%)。 4. 品質 4.1 性能 防せい剤の性能は,5.によって試験を行ったとき,表1の規定に適合しなければならない。ただし,コンクリートの凝結時間及び圧縮強度については,スランプ8 cm及び18 cmのコンクリートについて試験を行う。 4.2 塩化物イオン(Cl-)量 塩化物イオン量は,5.4によって試験を行ったとき,その値が0.02 kg/m3以下でなければならない。 4.3 全アルカリ量 全アルカリ量は,5.5によって試験を行ったとき,その値が0.02 kg/m3以下でなければならない。 5. 試験方法 5.1 腐食の状況(目視) 腐食の状況(目視)は,附属書1による。 5.2 防せい率 防せい率は,附属書2による。 5.3 コンクリート試験 5.3.1 コンクリートの材料 コンクリート試験に用いる材料は,次による。 a) セメント セメントは,JIS R 5210に規定する普通ポルトランドセメントを使用する。 b) 骨材 骨材は,清浄・堅硬で耐久性があり,ごみ,泥,有機不純物,塩化物などを有害量含まないもので,粗骨材は砕石,細骨材は砂とし,表2に示す品質をもつものとする。骨材の粒度,大小粒が適度に混合しているもので,その粒度は,表3に示す範囲とする。 c) 水 練混ぜに用いる水は,上水道水とする。 5.3.2 配合 配合は,基準コンクリートが次のa)〜d) に適合するように規定する。試験コンクリートは,基準コンクリートと同一の配合とする。09-27 JIS A6205
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