Location: Home > JIS A6322
JIS A6322
  • JIS A6322:2017 pdfダウンロード。浮き床用グラスウール緩衝材 Glass wool isolating material for floating floors 6 試験方法 6.1 試料及び試験片の作製 試料は,通常,製品から抜き取り,又は製品と同一製造条件で作製したものとする。試験片は,原寸2) 試料又は原寸試料から切り出したものとする。 注2) 原寸とは,製品そのままの大きさをいう。 6.2 数値の丸め方 数値の丸め方は,四捨五入による。 6.3 寸法 6.3.1 幅及び長さ 幅及び長さは,試験片の周辺から100 mm以上内側でそれぞれ各辺に平行に2か所ずつ1 mmの読取り精度で測定し,その平均値を四捨五入によって整数とする。外被材のある試料は,外被材を剝がして測定してもよい。測定器は,JIS B 7516に規定する目量0.5 mmの金属製直尺,又はJIS B 7512に規定する目量1 mmの鋼製巻尺を用いる。 6.3.2 厚さ 厚さの測定手順は,次による。 a) 試験片は,化粧合板などの硬質平板の上に置き測定する。 b) 厚さの測定には,JIS A 9504に規定する厚さ測定用プレート及び針を用いる。 c) 厚さの測定箇所は,図1に示すように厚さ測定用プレートの中心が試験片の端から100 mm以上内側になる位置で,試験片全体を代表するようにほぼ均等に分布した3か所以上とする。ただし,製品寸法上それが難しい場合には,幅及び長さを裁断する前の同一製造条件で作製した450 mm×450 mm以上の寸法のもの,又は製品を450 mm×450 mm以上の寸法になるように敷詰めて並べたものを試験片とする。 d) 厚さ測定用プレートが試験片に接触しないように保持したまま,針を厚さ測定用プレートの孔を通して試験片に硬質平板に届くまで垂直に挿入する。試験片に挿入した針を保持したまま,針に沿って厚さ測定用プレートを試験片上に静かに下ろす。 e) 厚さ測定用プレートから突き出した針を指などで固定した状態で厚さ測定用プレートを試験片から外す。 f) JIS B 7516に規定する目量0.5 mmの金属製直尺,又はJIS B 7507に規定する目量0.1 mmのノギスを用いて厚さ測定用プレート下面から突き出した針の長さを0.5 mmまで測定する。ただし,針の代わりにJIS B 7507に規定するM形ノギスのデプスバーを用いて厚さを測定してもよい。 g) 外被材のある製品は, f) で測定した値を厚さの測定値とする。 h) 厚さは全ての測定箇所における測定値の平均値とし,整数に丸める。
    09-10