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JIS A6918
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JIS A6918:2016 pdfダウンロード。ラス系下地用既調合軽量セメントモルタル Premix lightweight cement mortar for metal laths substrate 5 原料及び製造 5.1 原料 5.1.1 セメント セメントは,ポルトランドセメント,高炉セメント,フライアッシュセメント,超速硬セメント,アルミナセメント,エコセメント若しくは白色セメントのいずれか,又はこれらを混合したものとする。 5.1.2 軽量骨材及び骨材 軽量骨材及び骨材は,耐久性をもつものとする。また,セメントと混合して使用した場合,硬化不良などの品質に有害な影響を及ぼすものであってはならない。 注記1 軽量骨材には,パーライト,シラス発泡粒などの無機質骨材,及びスチレン,エチレン酢酸ビニル,塩化ビニルなどの樹脂発泡体を粒状にした有機質骨材がある。 注記2 骨材には,けい砂,石灰砂,ガラス粒,ガラス発泡粒などの無機質骨材がある。 5.1.3 無機質粉体 無機質粉体は,水溶物及びきょう雑物が少ないものとする。また,結合材と混合して使用した場合,硬化不良などの品質に有害な影響を及ぼすものであってはならない。 注記 無機質粉体には,炭酸カルシウム,フライアッシュなどがある。 5.1.4 混和剤 混和剤を用いる場合は,既調合軽量モルタルの品質に有害な影響を及ぼすものであってはならない。 注記 混和剤には,膨張材などの無機質混和剤,及び増粘剤などの有機系混和剤がある。 5.1.5 繊維材料 繊維材料は,無機質又は有機質の材料とし,セメント,骨材などと混合して使用した場合,硬化不良などの品質に有害な影響を及ぼすものであってはならない。 5.2 製造 既調合軽量モルタルは,製造工場において原料の調製及び調合を行い,紙製などの容器に入れ,封かんして出荷する。 6 試験 6.1 試験の種類 試験の種類は,表2による。 6.2 試験室及び養生室の状態 試験室の状態は,温度20±5 ℃,相対湿度(65±20)%とする。養生室は,一般養生室及び湿空養生室とし,一般養生室の状態は,温度20±2 ℃,相対湿度(65±10)%とし,湿空養生室の状態は,温度20±2 ℃,相対湿度80 %以上とする。 6.3 試料の調製 既調合軽量モルタルの試験に用いる試験体作製用の試料の調製は,次による。 a) 箇条8 f) の正味質量,箇条8 h) 3) の標準練り上がり量,及び箇条8 h) 2) の標準加水量から,1.0〜1.2 Lの試料を練り上げるのに必要な既調合軽量モルタル及び加水する上水道水の質量を算出し,それぞれ別の容器に入れて,一般養生室に24時間静置する。また,練混ぜに用いる機械器具は,あらかじめ試験室に準備しておく。 なお,標準加水量が範囲で示されている場合は,中央値を用いる。標準加水量が容積(L)で示されている場合は,1 Lを1 kgとして質量(kg)に換算し,上水道水の質量を算出する。 b) 試料は,a) の処置を行った後,JIS R 5201の9.2.3(機械練り用練混ぜ機)に規定する練混ぜ機を使用し,練り鉢に上水道水を入れ,低速(自転速度:毎分140±5回転,公転速度:毎分62±5回転)で30秒間に既調合軽量モルタルを投入し,更に60秒間練り混ぜる。次に,30秒間休止し,この間に適切なさじ又はへらで練り鉢及びパドルに付着した試料を練り鉢の中心部に集めるようにしてかき落とす。休止が終わったら,低速で更に120秒間練り混ぜる。09-12 JIS A6918
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