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JIS A8960
  • JIS A8960:2004 pdfダウンロード。建築工事用垂直ネット Vertical protective net for construction work 1. 適用範囲 この規格は,合成繊維製の織網生地を主材とした織製ネット及び編製ネットを使用して仕立てた建築工事用垂直ネット(以下,垂直ネットという。)について規定する。ただし,垂直ネットの網目の寸法については13 mm以上18 mm以下に限定する。 参考 網目12 mm以下の帆布製シート又は網地製シートは,JIS A 8952に規定されている。 2. 引用規格 次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。 JIS A 8952 建築工事用シート JIS G 3444 一般構造用炭素鋼管 JIS G 4051 機械構造用炭素鋼鋼材 JIS L 1091 繊維製品の燃焼性試験方法 JIS L 2704 ナイロンロープ JIS L 2705 ポリエチレンロープ JIS L 2706 ポリプロピレンロープ JIS L 2707 ポリエステルロープ 3. 定義 この規格で用いる主な用語の定義は,次による。 a) 網地(あみじ) 連続された網目で構成されたもの。 b) 縁ロープ 網地の周囲に取り付け,ネットの辺(へん)を形成するロープ。 c) 取付けロープ ネットを鉄骨等に取り付けるためのロープ。 d) 補強ロープ ネットの中間に補強のために取り付けるためのロープ。 e) 網目の寸法 網目の一辺の長さをいい,網糸の糸しん(芯)から糸しんまでの長さ(図1〜4参照)。 f) ネットの寸法 ネットの大きさ。正方形のネットは一辺の長さ。長方形のネットは長辺の長さと短辺の長さ。 g) 角目 縁ロープと網糸とが平行な網目(図1参照)。 h) 菱目 縁ロープと網糸とが平行でない網目(図2参照)。 i) ラッセル網地 無結節網地の一種で,ラッセル編網機により編網されている網地。 j) 無結節網地 網目の網糸の交差部分が結節でなく,網糸のストランドが加ねん(撚)されつつ交互に交差又は組み合わさって編網されている網地。 k) 織網(おりあみ) たて糸,よこ糸を組織して作る網目(図3参照)。 l) かえるまた網 網目の網糸の交差部分がかえるまた結節によって形成されている網地(図4参照)。 m) 網糸(あみいと) 網地を構成している糸で,単糸と単糸との数本をより合わせ又は組み合わせたもの(図6参照)。 n) 節(ふし) 網糸と網糸との交点。
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