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JIS B6547
  • JIS B6547:1991 pdfダウンロード。革の染色摩擦堅ろう度試験方法 Testing method for colour fastness to rubbing of leathers 1. 適用範囲 この規格は,すべての革の摩擦による革表面(1)の変退色及び摩擦用白布によって染色堅ろう度を評価する方法について規定する。 注(1) 革の両面とも使用する場合は,表面及び裏面について試験する。使用中に革の表面塗料のはがれた部分の染色摩擦堅ろう度は,6.の備考に示すように,表面摩耗処理を行った後,試験することができる。 備考1. この規格で規定する染色摩擦堅ろう度とは,各種の溶液で処理又は未処理の摩擦用白布で包んだ摩擦子に一定の荷重を掛け,この往復運動によって革の表面を摩擦し,その結果生じる革の変退色及び白布の汚染をグレースケールで判定したときの評価の結果をいう。 2. この規格の引用規格を,次に示す。 JIS K 6550 革試験方法 JIS K 8594 石油ベンジン(試薬) JIS L 0801 染色堅ろう度試験方法通則 JIS L 0803 染色堅ろう度試験用添付白布 JIS L 0823 染色堅ろう度試験用摩擦試験機 JIS L 0848 汗に対する染色堅ろう度試験方法 JIS R 6252 研磨紙 3. この規格の中で { } を付けてある単位及び数値は,従来単位によるものであって,規格値である。ただし,従来単位は1995年4月1日から参考値とする。 2. 試料及び試験片の採取方法 試料及び試験片の採取方法は,JIS K 6550の4.(試料及び試験片の採取方法)によって採取する。この場合,試料(2)1枚から試験の種類に要する数だけの試験片を採取する。 また,試験片の大きさは次による。 (1) JIS L 0823で規定する摩擦試験機I形で試験する場合,試験片の大きさは約14×5cmより小さくないものとし,摩擦用白布の大きさは約5×5cmとする。 (2) JIS L 0823で規定する摩擦試験機II形で試験する場合,試験片の大きさは約22×3cmとし,摩擦用白布の大きさは約5×5cmとする。 注(2) 試料を規定部位から採取できないときは,規定部位に近接した部分から採取してもよい。スエード,ベロア,ヌバックなど毛羽をもつ試料で,毛並方向によって革の色が大きく変化する場合は,試験に先立って清浄なブラシで毛並方向を整える。 3. 試験の一般条件 3.1 試験室の標準状態 試験室の温湿度は,原則として温度20±2℃,相対湿度 (65±5) %とし,恒温恒湿の設備のない場合は常温20±15℃,常湿 (65±20) %の雰囲気中で試験してもよいが,この場合は試験時の温湿度を試験結果の報告に記録する。 3.2 試験片の状態調節 試験片は,試験前に温度20±2℃,相対湿度 (65±5) %の雰囲気中で48時間以上静置する。 4. 装置,材料及び薬品 4.1 摩擦試験機 摩擦試験機は,JIS L 0823に規定するI形又はII形を用いる。 4.2 摩擦用白布 摩擦用白布は,JIS L 0803に規定する添付白布3号(綿)を用いる。 4.3 ベンジン ベンジンは,JIS K...
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