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JIS B6572
  • JIS B6572:1992 pdfダウンロード。数値制御ルータ−試験及び検査方法 Numerically controlled routing machines−Test methods for performance and accuracy 1. 適用範囲 この規格は,主軸の上下行程300mm以下,テーブルの大きさ1 500×3 000mm以下のテーブル,主軸の移動を数値制御によって行い,工作物を加工する木工フライス盤(以下,数値制御ルータという。)の機能,運転性能及び剛性に関する試験方法,並びに機械精度及び工作精度検査方法について規定する。 備考1. この規格の引用規格を,次に示す。 JIS B 6507 木材加工機械の安全通則 JIS B 6521 木材加工機械の騒音測定方法 JIS B 6603 ルータの構造の安全基準 2. この規格の中で,{ } を付けて示してある単位及び数値は,従来単位によるものであって,参考として併記したものである。 2. 機能試験方法 2.1 数値制御によらない機能試験 数値制御によらない機能試験は,手動によって各部を操作して行い,表1による。 2.2 数値制御による機能試験 数値制御による機能試験は,試験用数値制御テープ,その他の数値制御指令(2)によって各部を作動させて行い,表2による。 注(2) その他の数値制御指令には,カード,オンライン,手動データ入力装置による入力及び操作盤上での押ボタンなどの手動入力による数値制御指令を含む。 3. 運転試験方法 3.1 無負荷運転試験 無負荷運転試験は,次による。 (1) 主軸関係 主軸を回転させ,30分程度運転を継続して軸受温度が安定した後,所要電力及び騒音を測定し,表3の記録様式1-1に規定する各項について記録するとともに,異常振動がないことを感触によって観察する。 なお,騒音の測定は,JIS B 6521による。 (2) 送り関係 最低(4),中間,最高の三つの送り速度及び早送りについて測定し,表4の記録様式1-2に規定する各項について記録するとともに,異常振動がないことを感触によって観察する。 なお,中間の送り速度において,送り速度オーバライド機能を作動させて同様に測定を行う。 注(4) 最低送り速度は,1m/minとする。
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