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JIS B7451
  • JIS B7451:1997 pdfダウンロード。真円度測定機 Instruments for the assessment of departure from roundness −Measurement of variations in radius 1. 適用範囲 この規格は,検出器によって対象物の円形形体の円周方向の半径の変化を測定することを目的とする接触式真円度測定機(以下,測定機という。)について規定する。 備考 この規格の本体によらない真円度測定機による真円度の評価方法を附属書1(規定)に規定する。 2. 引用規格 次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の一部を構成する。これらの規格は,その最新版を適用する。 JIS B 0621 幾何偏差の定義及び表示 JIS B 7430 オプチカルフラット JIS B 7506 ブロックゲージ JIS Z 8103 計測用語 3. 用語の定義・記号 この規格で用いる主な用語の定義は,JIS B 0621及びJIS Z 8103によるほか,次による。 また,記号は,それぞれの用語の後の括弧内に示す。 a) 検出器回転形 載物台が固定され,検出器が回転する機構をもつ測定機の形式(付図1参照)。 b) 載物台回転形 検出器が固定され,載物台が回転する機構をもつ測定機の形式(付図2参照)。 c) 検出器 測定真円度曲線を検出する機構及び変換器によって構成される装置。 d) 測定子 検出器のうち対象物に直接接触する部分。 e) 測定力 測定子が測定面に作用する静的な力。 f) 回転精度 回転装置の回転精度は,次による。 1) 半径方向の回転精度 球,半球又は円筒形状の標準器(以下,回転精度検査用標準器という。)を測定して得られる真円度の値で表される回転装置の精度。 2) 軸方向の回転精度 オプチカルフラットを測定して得られる1円周についての平面度の値で表される回転装置の精度。 g) 実真円度曲線 定められた軸に直角な平面で,対象物の円形形体の実表面を切断したときに生じる横断面輪郭線。 h) 測定真円度曲線 測定子が対象物の実真円度曲線上を駆動したときの,測定子の先端部の中心の軌跡。この測定子は,所定の形状と測定力をもつ。 i) 真円度曲線 ディジタル形又はアナログ形の測定真円度曲線に対し,所定の山の数より大きい成分を位相補償形又は2CR形の低域フィルタで除去し,更に選択された中心定義法の中心へ座標変換した曲線。 この真円度曲線から所定の山の数より小さい成分を位相補償形又は2CR形の高域フィルタで除去した曲線も含める。 j) 基準円 与えられた方法(例えば,最小二乗法)で,対象物の測定真円度曲線又は真円度曲線に当てはめた幾何学的円。 k) 山の数 (upr) 対象物の1円周当たりの正弦波的な起伏数。 l) 真円度曲線のカットオフ値 (fc) 低域フィルタと高域フィルタの利得が75%となる山の数(以下,カットオフ値という。)。 m) 倍率校正器 ねじ及びてこ,ねじ及びくさびなどを利用して正確な寸法の変位を静的に与えることができる校正器。 n) 校正用標準器 測定子に動的,かつ,一定の変位を与えるため,外周面上に一つ以上の小さな平面又は曲面をもつ円筒形の器具。 4....
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