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JIS B7510
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JIS B7510:1993 pdfダウンロード。精密水準器 Precision levels 1. 適用範囲 この規格は,一辺の測定面の長さが150mmから300mmまでの精密水準器(1)(以下,水準器という。)について規定する。 注(1) 精密な気泡管を用いて,その気泡の変位を気泡管上の目盛で直接読み取ることによって水平又は鉛直からの微小な傾斜を測定する指示計器。 備考 この規格の引用規格を,次に示す。 JIS B 0601 表面粗さの定義と表示 JIS B 7513 精密定盤 JIS B 7538 オートコリメータ JIS Z 8103 計測用語 2. 用語の定義 この規格で用いる主な用語の定義は,JIS Z 8103によるほか,次のとおりとする。 (1) 平形水準器 角形の棒状の構造体に気泡管を組み込み,その底面を測定面とする水準器。 (2) 角形水準器 正四辺形の枠状の構造体の一辺に気泡管を組み込み,周辺の四面をそれぞれ測定面とする水準器。 (3) 感度 水準器の感度は,主気泡管の気泡を1目盛変移させるのに要する傾斜で,底辺1mに対する高さ(単位μm)又は角度(単位秒)で表す。 参考 角度と底辺に対する高さとの関係は,次のとおりである。 角度1秒=1mにつき4.85μm ≒1mにつき5μm 3. 各部の名称及び記号 水準器の各部の主な名称及び記号は,図1による。 4. 種類及び等級 4.1 種類 水準器は,感度によって三つに区分し,表1による。 4.2 等級 水準器の等級は,その性能によってA級及びB級の2等級とする。 5. 性能 5.1 指示精度 主気泡管の指示精度は,全目盛範囲の指示精度(以下,全範囲精度という。)及び隣接する目盛の指示誤差の差(以下,隣接精度という。)について規定し,それぞれの許容値は,表2による。 5.2 底面,側面及び上面の平面度 底面,各側面及び上面の平面度の公差値は,感度の区分が1種のものは0.003mm,2種及び3種のものは0.005mmとする。 5.3 V溝をもつ平面とV溝とがなす角度 V溝をもつ平面とV溝とがなす角度は,V溝をもつ平面とV溝上の円筒の縦軸とがなす角度とし,その許容値は0.5目盛とする。 5.4 底面と側面との直角度 角形水準器における底面と各側面との直角度の許容値は,表3による。10-06 JIS B7510
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