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JIS B8123
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JIS B8123:2004 pdfダウンロード。コージェネレーションシステムの導入検討評価項目 Technical declarations for the planning of a cogeneration system 1. 適用範囲 この規格は,民生用建物にCGSを導入するとき,検討しなければならない必要事項及びその内容について示したものである。 民生用以外の物件に対してもこの規格を基礎として,計画・設計・評価をすることが望ましい。 2. 引用規格 次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。この引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。 JIS B 8121 コージェネレーションシステム用語 3. 定義 この規格で用いる主な用語の定義は,JIS B 8121によるほか,次による。 a) 月別パターン 年間の負荷の変化を1か月ごとに表した値又はその割合。 b) 時間帯別パターン 1日の負荷の変化を1時間ごとに平均化した値又はその割合。 c) 平日パターン 平日における負荷の変化を1時間ごとに平均化した値又はその割合。 d) 休日パターン 平日以外の日における負荷の変化を1時間ごとに平均化した値又はその割合。 e) 補助熱源 建物に熱を供給するための熱源機器のうち,CGS以外の機器で蒸気ボイラ,温水ボイラ,じかだ(直焚)き吸収冷温水機,電動冷凍機などの熱源機器。 f) イニシャルコスト CGSを導入するために投資する費用。 g) ランニングコスト CGSを運転するために必要な費用。 h) メンテナンスコスト CGSを正常な状態に維持するための保守に必要な費用。 i) 単純回収年数 CGSを導入することによるイニシャルコストの増額分をランニングコストの減額分で除した値。経済性の指標となる。 j) 予防保全 CGSの故障を未然に防止するために,計画的に行う点検,修理,調整,取替えなどの保全。 4. 導入検討評価項目 CGSの導入時には,計画検討段階に応じた必要な精度の情報を取得し,計画・設計・評価を適切に行うことが重要となる。勘案すべき重要な項目の相互関係をフローチャート化したものを次に示し,各項目をa)〜t)までに示す。 a) 設置場所 CGSの設置場所を特定することで,計画に影響を及ぼす基本条件が決定する。計画に影響を与える幾つかの自然条件及び各種の法規関連事項を規定する。 b) 建物種類 建物種類によって電力及び熱の使い方に特徴があり,CGSの導入計画に影響を与える。代表的な民生用の建物種別を規定する。09-24 JIS B8123
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