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JIS B8223
  • JIS B8223:2015 pdfダウンロード。ボイラの給水及びボイラ水の水質 Water conditioning for boiler feed water and boiler water 1 適用範囲 この規格は,陸用ボイラ及び船用蒸気ボイラの給水及びボイラ水の水質について規定する。 2 引用規格 次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。 JIS B 0126 火力発電用語−ボイラ及び附属装置 JIS B 0127 火力発電用語−蒸気タービン及び附属装置並びに地熱発電設備 JIS B 8224 ボイラの給水及びボイラ水−試験方法 JIS K 0556 超純水中の陰イオン試験方法 3 用語及び定義 この規格で用いる主な用語及び定義は,JIS B 0126,JIS B 0127及びJIS B 8224によるほか,次による。 3.1 常用使用圧力 実運用上の最高圧力。 3.2 伝熱面蒸発率 単位蒸発面積について1時間当たりの蒸発量[kg/(m2・h)]。 3.3 陸用ボイラの用語 3.3.1 水管ボイラ,循環ボイラ 伝熱面が水管で構成されており,自然循環又は強制循環するボイラ及び貫流ボイラ。 3.3.2 丸ボイラ 胴を主体とし,その内部に炉筒,火室,煙管などを設けたボイラ。立てボイラ,炉筒ボイラ,煙管ボイラ,炉筒煙管ボイラなどがある。 3.3.3 単管式特殊循環ボイラ 単一又は数本の管をら旋状に巻いた構成で,強制流動式に一端から押し込まれた水を加熱蒸発させて他端から汽水混合蒸気を取り出し,汽水分離器によって飽和蒸気と飽和水とを分離し,分離された飽和水が大気に開放された脱気タンクに戻り,補給水と混合され,再び加熱水管に供給される貫流ボイラ。 3.3.4 多管式特殊循環ボイラ 管が全て上昇管である2本以上の加熱管及び管寄せによって構成され,一端から水を送り込み,他端から汽水混合物を取り出し,汽水分離器で分離後,加熱管へ戻る熱水の量が汽水混合物の50 %以下となる水管ボイラ。 3.3.5 産業用水管ボイラ 電力事業用以外の事業に供する水管ボイラ。産業用循環ボイラともいう。 3.3.6 電力事業用循環ボイラ 主に発電用蒸気タービン及び発電所施設に供給する蒸気を発生させる循環ボイラ。電力事業用水管ボイラともいう。 3.3.7 廃熱ボイラ 炉,その他の排ガスの余熱を回収して蒸気を発生させるボイラ。 3.3.8 排熱回収ボイラ ガスタービンの排気及びプロセスガスからの熱を回収して蒸気を発生させるボイラ。 3.3.9 電力事業用排熱回収ボイラ 発電用ガスタービンの排熱を回収ボイラの熱源とし,複数圧ドラムと多数の加熱水管とで構成され,水管内で発生した蒸気を主に発電用蒸気タービン及び発電所施設に供給するボイラ。 3.3.10 貫流ボイラ 給水を管の一端からポンプで押し込み,管の他端から蒸気を取り出すボイラ。 3.4 船用ボイラの用語 3.4.1 船用主ボイラ 主機関を駆動させるために必要な蒸気を作るボイラ。蒸気タービン船に搭載する。
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