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JIS B8413
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JIS B8413:1994 pdfダウンロード。日本工業規格JIS B8413-1994温水ボイラ用温度制限器及び温度調節器Temperature limiters and thermostats for hot water boilers 1.適用範囲 この規格は,主に温水ボイラ,石油小形給湯機及び温水用熱交換器の過熱防止を目的とする温度制限器(1)(以下,制限器という。)及び温水温度制御を目的とする温度調節器(2)(以下,調節器という。)について規定する。ただし,ボイラ本体などに感温部を挿入して温水温度を検出するものに限る。 注(1)温度制限器 感温部の温度が設定された温度に上昇したとき,接点が自動的に開となるか又は燃焼停止の信号を発する過熱防止のための温度の制限器。復帰は手動操作によって行う機構をもつか,又は他の手動復帰機構と接続可能なもの。 (2)温度調節器 感温部の温度が設定された温度に上昇したとき,接点が自動的に開となるか又は燃焼停止の信号を発し,温度の下降で接点が自動的に閉となるか又は燃焼開始の信号を発する温度の調節器。備考1. この規格の引用規格を,付表1に示す。2.この規格の中で{ }を付けて示してある単位及び数値は,従来単位によるものであって,参考として併記したものである。 2.用語の定義 この規格で用いる主な用語の定義は,次による。 (1)設定温度 過熱防止又は温水温度制御の目標値となる温度で,温水温度の上昇によって接点が開となる点,又は燃焼停止の信号を発する点を制限器又は調節器で設定した温度値。 (2)作動温度 制限器又は調節器をある温度に設定したとき,温水温度の上昇によって接点が開となったとき,又は燃焼停止の信号を発したときの温水温度。 (3)入切り温度差 制限器又は調節器をある温度に設定したとき,温水温度の上昇によって接点が開となる点,又は燃焼停止の信号を発する点と,温水温度の下降によって接点が閉となる点,又は燃焼開始の信号を発する点との温変差。ただし,制限器の場合は,接点が開となった後,又は燃焼停止の信号を発した後,手動復帰が可能となる点との温度差。 (4)感温部 温水の温度を検出する部分。 (5)キャピラリーチューブ 感温部の温度変化を本体に伝達するための細管。 (6)本体 感温部及びキャピラリーチューブを除く部分で,温度調節機構,接点を開閉する機構などを内蔵する部分。 (7)フェールセーフ 制限器の感温部に限定して適用されるもので,機械式の制限器では,感温部,キャピラリーチューブ部などの破損によって,封入液又は封入ガスが漏れたとき,安全側に作動する性能。また,電子式の制限器では,感温素子に開放及び短絡が生じたとき,安全側に作動する性能。 3.種類及び記号 制限器及び調節器は,復帰方式,感温方式及びキャピラリーチューブの有無,温度設定方式,入切り温度差の調節機構の有無及び出力構成によって区分し,その種類及び記号は,次による。 (1)復帰方式による区分 復帰方式による区分は,表 1 による。10-06 JIS B8413
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