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JIS C5516
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JIS C5516:2015 pdfダウンロード。音声に近い試験信号による補聴器の信号処理特性の測定方法 Methods for characterising signal processing in hearing aids with a speech-like signal 1 適用範囲 この規格は,通常の音声を代表するように設計した試験信号であるISTSを,気導補聴器の信号処理特性の測定方法とともに規定する。この測定は推定挿入利得(EIG)を求めるために行われる。製造,供給及び配送時に補聴器の特性を評価するために,JIS C 5512の附属書JAによる2 cm3カプラを用いてカプラ利得を求める手順も規定する。 注記1 この規格の対応国際規格では,IEC 60318-5が引用されているが,この規格では,引用規格の代わりにJIS C 5512の附属書JAを引用した。 手順では音声に近い試験信号を用い,補聴器の設定は個々の使用者向けにプログラムした設定か,又は水平形,高音漸傾形及び高音急墜形のオージオグラムの範囲の典型的な使用者向けに製造業者が推奨する設定のいずれかとし,測定した特性が典型的な使用者の設定で補聴器を付けた人が受ける特性と比較できるようにする。 この規格の目的は,ある補聴器について,規定する手順に従い,規格の要求事項に適合する装置を用いて得た測定が実質的に同じ結果となることを保証することである。 非線形処理技術を応用した補聴器では,信号処理の特性の測定結果は,使用した試験信号に対してだけ有効である。異なる試験信号又は試験条件を必要とする測定は,この規格の適用範囲外である。 この規格の規定に適合することは,測定の結果の誤差を試験機関における測定の実際の拡張不確かさを用いて広げたものが,この規格の6.1によって指定する許容範囲に完全に収まっている場合にだけ実証される。 補聴器の音響性能について,使用者個人の耳に補聴器を音響的につなぎ,個人の解剖学的個体差による音響的影響を考慮に入れる測定方法は,実耳測定として知られているが,この規格の範囲外である。 注記2 この規格の対応国際規格及びその対応の程度を表す記号を,次に示す。 IEC 60118-15:2012,Electroacoustics−Hearing aids−Part 15: Methods for characterising signal processing in hearing aids with a speech-like signal(IDT) なお,対応の程度を表す記号“IDT”は,ISO/IEC Guide 21-1に基づき,“一致している”ことを示す。 2 引用規格 次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの引用規格のうちで,西暦年を付記してあるものは,記載の年の版を適用し,その後の改正版(追補を含む。)は適用しない。西暦年の付記がない引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。 JIS C 1514 オクターブ及び1/Nオクターブバンドフィルタ 注記 対応国際規格:IEC 61260,Electroacoustics−Octave-band and fractional-octave-band filters(IDT) JIS C 5512 補聴器 注記 対応国際規格:IEC 60118-7,Electroacoustics−Hearing aids−Part 7: Measurement of the performance characteristics of hearing aids for production, supply and delivery quality assurance purposes及びIEC 60318-5,Electroacoustics−Simulators of human head and ear−Part 5: 2 cm3 coupler...09-15 JIS C5516
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