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JIS C6065
  • JIS C6065:2016 pdfダウンロード。オーディオ,ビデオ及び類似の電子機器− 安全性要求事項 Audio, video and similar electronic apparatus-Safety requirements 2.2.10 可搬形機器(portable apparatus) 容易に持ち運べるように特別に設計した機器で,その質量が18 kg以下のもの。 2.2.11 移動形機器(transportable apparatus) ある場所から別の場所へ頻繁に動かすように特別に設計した機器で,その質量が18 kgを超えるもの。 注記 移動形機器の例は,楽器及びそれに附属する増幅器である。 2.2.12 専門家用機器(professional apparatus) 商取引,専門的職業又は産業で用いる機器で,一般大衆向けに販売を意図していないもの。 注記 分類は,製造業者がその用途を指定することが望ましい。 2.3 定格及び電気的な値 2.3.1 定格電圧(rated supply voltage) 製造業者が設計した機器の供給電圧又は供給電圧範囲(三相の場合,線間電圧)。 2.3.2 動作電圧(working voltage) 機器が通常動作状態の下で定格電圧で動作しているとき,対象となる絶縁物が受けるか,又は受けることができる最大電圧。ただし,繰返し性がない過渡電圧は,無視する。 2.3.3 リップルがない(ripple free) リップル含有量が,実効値で直流成分の10 %以下の直流電圧。公称電圧120 Vのリップルがない直流システムの場合,最大ピーク電圧は140 V以下である。公称電圧60 Vのリップルがない直流システムの場合,最大ピーク電圧は70 V以下である。 2.3.4 ノンクリップ出力(non-clipped output power) 定格負荷インピーダンスで消費する正弦波電力。ただし,1 000 Hzで測定し,片側又は両側がクリップする直前のもの。 注記 1 000 Hzで動作させることを意図していない増幅器の場合,最高の応答をする試験周波数を用いる。 2.3.5 定格負荷インピーダンス(rated load impedance) 製造業者が指定する,出力回路を終端するための抵抗性負荷。 2.3.6 定格消費電流(rated current consumption) 通常動作条件の下で定格電圧で動作している機器の消費電流。 2.3.7 取り出すことができる電力(available power) 供給回路を切り離し,2分間を超えてその供給回路から最大電力を取り出すことができるように選択した値の抵抗性負荷を通して取り出すことができる最大電力。
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