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JIS E3019
  • JIS E3019:2018 pdfダウンロード。鉄道信号保安部品の高温及び低温試験方法 High and low temperature testing methods for parts of railway signalling 1 適用範囲 この規格は,鉄道信号保安部品(鉄道信号保安装置の機器及び部品をいう。以下,部品という。)が使用される環境に応じた温度での適性を調べるために行う温度試験方法について規定する。ただし,次のものは除く。 a) 温度サイクル試験を目的とするもの。 b) 耐久性・耐候性及び耐食性の試験を目的とするもの。 c) 輸送及び貯蔵の場合に受ける温度についての試験を目的とするもの。 d) 鉄道車両に取り付ける機器及び部品。 2 引用規格 次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。 JIS C 60068-1 環境試験方法−電気・電子−第1部:通則及び指針 JIS E 3013 鉄道信号保安用語 3 用語及び定義 この規格で用いる主な用語及び定義は, JIS C 60068-1及びJIS E 3013による。 4 試験の種類及び記号 試験の種類及び記号は,表1による。 5 試験条件の区分 試験条件は,部品の設置場所などによって区分し,表2に示す8種類とする。 6 試験時の周囲温度 試験時の周囲温度は,表3による。 7 試験方法 7.1 試験槽の構造 この試験に用いる試験槽は,有効空間全てにわたり,部品が熱源から直接放射を受けない構造とする。 7.2 部品の取付け 部品は,試験槽の有効空間内に,通常,使用時に近い姿勢で取り付ける。 7.3 測定項目 測定項目は,機能試験及び外観観察とする。これらの内容は,受渡当事者間で協議して決定する。 7.4 試験手順 7.4.1 高温試験 高温試験の試験手順は,次のとおりとする。ただし,a) とb) とは逆順でもよい。 a) 初期の機能試験及び外観観察を常温(5〜35 ℃)・常湿(45〜85 %)で行う。 b) 部品を試験槽の有効空間内に取り付ける。 c) 周囲温度を徐々に表3の温度に変化させ,温度安定に達した後,その温度に2時間放置する。この場合,電源を使用する部品は,部品を取り付けてから温度安定に達するまでの間に電源を投入する。具体的な時期は,受渡当事者間で協議して決定する。
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