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JIS G2314
  • JIS G2314:1986 pdfダウンロード。カルシウムシリコン Calcium Silicon 1. 適用範囲 この規格は,主として鉄鋼の製造に用いる脱酸剤,造さい剤及び接種剤であるカルシウムシリコンについて規定する。 引用規格: JIS G 1301 フェロアロイ分析方法の通則 JIS G 1324 カルシウムシリコン分析方法 JIS G 1501 フェロアロイのサンプリング方法通則 JIS G 1603 フェロアロイの成分用試料のサンプリング方法(その3 フェロホスホル,金属マンガン,金属けい素,金属クロム,カルシウムシリコン及びフェロボロン) JIS G 1641 フェロアロイの粒度用試料のサンプリング方法及び粒度測定方法 2. 種類及び記号 種類及び記号は,表1のとおりとする。 3. ロットの作り方 3.1 ロットの作り方は,区分ロット法又は配合ロット法とする。 3.2 区分ロット法による場合,品位区分に採択する成分はカルシウム分とし,品位区分の間隔は3%以下とする。 3.3 ロットの大きさは,表2のとおりとする。 4. 品質 4.1 化学成分 化学成分は,表3のとおりとする。 4.2 粒度 粒度は,原則として表4のとおりとする。 5. 試験 5.1 サンプリング 1ロットの平均品位を決定するためのサンプリング方法及び試料調製方法は,次の規格による。 JIS G 1501 (フェロアロイのサンプリング方法通則) JIS G 1603 [フェロアロイの成分用試料のサンプリング方法(その3 フェロホスホル,金属マンガン,金属けい素,金属クロム,カルシウムシリコン及びフェロボロン)] 5.2 分析試験 分析方法は,次の規格による。ただし,Pの分析方法については,注文者と製造業者との協定による。 JIS G 1301 (フェロアロイ分析方法の通則) JIS G 1324 (カルシウムシリコン分析方法) 5.3 粒度試験 粒度試験については,JIS G 1641(フェロアロイの粒度用試料のサンプリング方法及び粒度測定方法)による。 6. 検査 分析試験及び粒度試験の成績は,4.の規定に適合しなければならない。適合しない場合は,その試料が代表するロットを不合格とする。 7. 表示 製品には,ばら積みの場合はその全量分をロット別に送り状に,容器詰めの場合は容器ごとに,下記事項を表示しなければならない。 (1) 種類又はその記号 (2) 粒度又はその記号 (3) ロット番号 (4) 製造業者名又はその略号
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