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JIS G3131
  • JIS G3131:2018 pdfダウンロード。熱間圧延軟鋼板及び鋼帯 Hot-rolled mild steel plates, sheet and strip 7 外観 鋼板及び鋼帯の外観は,JIS G 3193の箇条7(外観)による。ただし,鋼板の溶接補修は行ってはならない。 なお,必要な場合には,受渡当事者間で欠点部分の処置を協定してもよい。 8 スケール除去及び塗油 8.1 スケール除去 鋼板及び鋼帯のスケールの除去は,注文者の指定による。除去する場合,酸洗又はショットブラストによる。 8.2 塗油 塗油は,特に指定のない限り,次による。 a) 酸洗又はショットブラストによってスケールを除去した鋼板及び鋼帯は,塗油する。 b) 圧延したままの鋼板及び鋼帯は塗油しない。 9 試験 9.1 分析試験 9.1.1 分析試験の一般事項及び分析用試料の採り方 鋼板及び鋼帯の化学成分は,溶鋼分析によって求め,分析試験の一般事項及び分析用試料の採り方は,JIS G 0404の箇条8(化学成分)による。 9.1.2 分析方法 分析方法は,JIS G 0320による。 9.2 機械試験 9.2.1 機械試験の一般事項 機械試験の一般事項は,JIS G 0404の箇条7(一般要求)及び箇条9(機械的性質)による。ただし,供試材の採り方は,JIS G 0404の7.6(試験片採取条件及び試験片)のA類とし,試験片の数及び採取位置は,次による。 a) 試験片の数 試験片の数は,次による。 1) 鋼帯及び鋼帯からの切板 同一溶鋼に属し,同一厚さのものを一括して一組とし,引張試験片及び曲げ試験片をそれぞれ1個採取する。ただし,一組の質量が50 tを超える場合は,それぞれ2個の試験片を採取する。 2) 鋼板(鋼帯からの切板を除く。) 同一溶鋼に属し,最大厚さが最小厚さの2倍以内のものを一括して一組とし,引張試験片及び曲げ試験片をそれぞれ1個採取する。ただし,一組の質量が50 tを超える場合は,それぞれ2個の試験片を採取する。 b) 引張試験片及び曲げ試験片の採取位置及び方向 試験片の中心は,幅の縁から幅の1/4又はそれに近い位置とし,圧延方向と平行に採取する。 9.2.2 引張試験 引張試験は,次による。 a) 試験片は,JIS Z 2241の5号試験片を用いる。 b) 試験方法は,JIS Z 2241による。 9.2.3 曲げ試験 曲げ試験は,次による。 a) 試験片は,JIS Z 2248の3号試験片を用いる。 b) 試験方法は,JIS Z 2248の6.1(押曲げ法)による。曲げ方法及び内側半径は,表5による。
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  • JIS G3131:2018 pdfダウンロード。熱間圧延軟鋼板及び鋼帯 Hot-rolled mild steel plates, sheet and strip 1 適用範囲 この規格は,一般用及び加工用の熱間圧延軟鋼板(以下,鋼板という。)及び熱間圧延軟鋼帯(以下,鋼帯という。)について規定する。 注記 この規格の対応国際規格及びその対応の程度を表す記号を,次に示す。 ISO 3573:2012,Hot-rolled carbon steel sheet of commercial and drawing qualities(MOD) なお,対応の程度を表す記号“MOD”は,ISO/IEC Guide 21-1に基づき,“修正している”ことを示す。
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