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JIS G3321
  • JIS G3321:2007 pdfダウンロード。溶融55 %アルミニウム− 亜鉛合金めっき鋼板及び鋼帯 Hot-dip 55 % aluminium-zinc alloy-coated steel sheet and strip 1 適用範囲 この規格は,溶融55 %アルミニウム−亜鉛合金めっき鋼板(以下,板という。)及び溶融55 %アルミニウム−亜鉛合金めっき鋼帯(以下,コイルという。)並びに板をJIS G 3316に規定する形状及び寸法に加工した波板(以下,波板という。)について規定する。 注記 この規格の対応国際規格及びその対応の程度を表す記号を,次に示す。 ISO 9364:2017,Steel sheet, 55 % aluminium-zinc alloy-coated by the continuous hot-dip process, of commercial, drawing and structural qualities(MOD) なお,対応の程度を表す記号“MOD”は,ISO/IEC Guide 21-1に基づき,“修正している”ことを示す。 2 引用規格 次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。 JIS G 0320 鋼材の溶鋼分析方法 JIS G 0404 鋼材の一般受渡し条件 JIS G 0415 鋼及び鋼製品−検査文書 JIS G 3316 鋼板製波板の形状及び寸法 JIS K 0119 蛍光X線分析通則 JIS K 8847 ヘキサメチレンテトラミン(試薬) JIS Z 2241 金属材料引張試験方法 JIS Z 8401 数値の丸め方 3 種類の記号及び適用する表示厚さ1) 種類の記号及び適用する表示厚さは,次による。 注1) 表示厚さは,めっき前の原板厚さをいう[9.1.1 a) 参照]。 a) 板及びコイルの種類は,熱間圧延鋼帯(以下,熱延原板という。)を用いた3種類,及び冷間圧延鋼帯(以下,冷延原板という。)を用いた7種類とし,種類の記号及び適用する表示厚さは,表1及び表2による。 b) 波板は,表2のうち一般用及び高強度一般用の5種類とし,種類の記号及び適用する表示厚さは,表2による。 c) 屋根用及び建築外板用に適用する場合,その記号は,表3による。 d) 波板の形状の種類及び記号は,表4による。
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  • JIS G3321:2019 pdfダウンロード。溶融55 %アルミニウム− 亜鉛合金めっき鋼板及び鋼帯 Hot-dip 55 % aluminium-zinc alloy-coated steel sheet and strip 13 試験 13.1 化学成分分析試験 13.1.1 分析試験の一般事項及び分析用試料の採り方 板,コイル及び波板の化学成分は,溶鋼分析によって求め,分析試験の一般事項及び分析用試料の採り方は,JIS G 0404の箇条8(化学成分)による。 13.1.2 分析方法 分析方法は,JIS G 0320による。 13.2 めっき浴成分の試験 めっき浴成分の試験方法は,製造業者による。めっき浴成分の試験は,省略してもよい7)。ただし,注文者の要求がある場合には,受渡当事者間で試験方法を協定した後,試験を行う。 注7) 試験は,製造業者の判断によって省略してもよいが,めっき浴成分は規定値を満足しなければならないことを意味する。 13.3 めっき試験 13.3.1 供試材の採り方 供試材は,同一寸法かつ同一めっき付着量の製品50 tごと及びその端数から1枚を採る。 なお,波板の場合は,波付け前の板から供試材を採取する。 13.3.2 めっきの付着量試験 めっきの付着量試験は,次による。 a) 試験方法 めっきの付着量は,両面について測定し,その試験方法は,附属書JC,附属書JD又は附属書JEのいずれかによる。ただし,疑義が生じた場合は,附属書JEによる。 附属書JDによる方法の場合には,同一寸法かつ同一めっき付着量の製品50 tごと及びその端数について測定する。 b) 試験片の採取 試験片の採取は,次による。 1) 附属書JCによる場合,試験片の採取位置,大きさ及び数は,JC.5による。 2) 附属書JDによる場合,試験片は採取することなく,オンラインで測定する。 3) 附属書JEによる場合,試験片の採取位置及び数はJC.5.2による。試験片の大きさは,1 200 mm2以上とする。 13.3.3 めっきの密着性試験 曲げ試験によるめっきの密着性試験は,次による。 a) 試験片の採取位置及び大きさ 試験片の採取位置は,供試材の任意の位置とする。試験片は,幅75〜125 mmで幅の2倍程度の適切な長さのものとし,特に指定がない場合,原板の圧延方向と平行に供試材から1個を採る。 b) 試験方法 試験片の曲げ操作は,手動の万力(バイス)を用い,表8又は表9に内側間隔として規定する枚数の板を挟んで図4のように試験片の長手方向に180°曲げる。ただし,万力を用いることができない場合は,その他の適切な方法で試験してもよい。曲げた後,めっき剝離を生じたかどうか調べる。
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