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JIS G3457
  • JIS G3457:2016 pdfダウンロード。配管用アーク溶接炭素鋼鋼管 Arc welded carbon steel pipes 8.2.3 管の長さ 管1本の長さは,通常,4 000 mm以上とする。長さの許容差は,マイナス側は0,プラス側は規定しない。 9 外観 管の外観は,次による。 a) 管は,実用的に真っすぐ,かつ,その両端が管軸に対し実用的に直角でなければならない。 b) 管の内外面は,仕上げが良好で,かつ,使用上有害な欠点があってはならない。 c) 表面手入れを実施する場合は,JIS G 3193の箇条7(外観)によって,グラインダ手入れ又は溶接補修を行ってもよい。 注記 JIS G 3193の箇条7では,グラインダ手入れ後の厚さは,厚さの許容差範囲内でなければならないとしている。 d) 溶接部の有害な欠点は,溶接補修を行ってもよい。溶接補修を行う場合,溶接部の有害な欠点は,溶接前にチッピング又はグラインダなどの適切な方法によって完全に除去する。溶接補修は,鋼材の種類及び溶接部の特性に応じた適切な方法で行わなければならない。 溶接補修個所は,隣接する周囲及び元の溶接ビードと滑らかに接し,きれいに仕上げなければならない。 e) 溶接補修を行った管は,10.3によって試験を行い,箇条7に適合しなければならない。 f) 手入れ跡は,管の形状に滑らかに沿わなければならない。 g) 受渡当事者間の協定によって,管の外面,内面又は内外面に塗装(例えば,ジンクリッチ塗装,エポキシ塗装,プライマー塗装など)を行ってもよい。 h) 注文者の指定がある場合には,強度,安全性を考慮したうえで,管につ(吊)り金具を取り付けてもよい。つ(吊)り金具の仕様及び検査は,受渡当事者間の協定による。 10 試験 10.1 分析試験 10.1.1 分析試験の一般事項及び分析用試料の採り方 分析試験の一般事項及び分析用試料の採り方は,JIS G 0404の箇条8(化学成分)による。 10.1.2 分析方法 溶鋼の分析方法は,JIS G 0320による。 10.2 機械試験 10.2.1 機械試験の一般事項 機械試験の一般事項は,JIS G 0404の箇条7(一般要求)及び箇条9(機械的性質)による。 10.2.2 供試材の採り方及び試験片の数 母材引張試験及び溶接部引張試験の供試材の採り方及び試験片の数は,それぞれ表8及び表9による。
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