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JIS G4312
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JIS G4312:2011 pdfダウンロード。耐熱鋼板及び鋼帯 Heat-resistant steel plate, sheet and strip 1 適用範囲 この規格は,耐熱鋼板(以下,板という。)及び耐熱鋼帯(以下,帯という。)について規定する。 注記 この規格の対応国際規格及びその対応の程度を表す記号を,次に示す。 ISO 4955:2016,Heat-resistant steels(MOD) なお,対応の程度を表す記号“MOD”は,ISO/IEC Guide 21-1に基づき,“修正している”ことを示す。 2 引用規格 次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。 JIS G 0320 鋼材の溶鋼分析方法 JIS G 0321 鋼材の製品分析方法及びその許容変動値 JIS G 0404 鋼材の一般受渡し条件 JIS G 0415 鋼及び鋼製品−検査文書 JIS G 0567 鉄鋼材料及び耐熱合金の高温引張試験方法 JIS Z 2241 金属材料引張試験方法 JIS Z 2243-1 ブリネル硬さ試験−第1部:試験方法 JIS Z 2244 ビッカース硬さ試験−試験方法 JIS Z 2245 ロックウェル硬さ試験−試験方法 JIS Z 2248 金属材料曲げ試験方法 JIS Z 8401 数値の丸め方 3 種類の記号 板及び帯の種類は,28種類とし,その分類及び種類の記号は,表1による 4 製造方法 4.1 熱間圧延板及び帯 熱間圧延板及び帯の製造方法は,次による。 a) 板及び帯は,熱間圧延後,熱処理を行い,酸洗又はこれに準じる処理を行う。必要に応じて適切な矯正,研磨又はこれらの組合せによる処理を行ってもよい。ただし,受渡当事者間の協定によって,熱処理後の酸洗などの処理を省略してもよい。 注記 代表的な熱処理条件を,参考として附属書JAに示す。この条件以外の熱処理条件を選択してもよい。 b) 板及び帯は,後工程で熱処理を行う管及び管継手の素材並びに再圧延用の素材として使用する場合,受渡当事者間の協定によって,熱処理を省略してもよい。この場合,“AR”の記号を付記する。 c) オーステナイト系の熱処理で,特に注文者の承認の下に,圧延ライン上で熱処理を行い,直ちに急冷する熱処理を行ってもよい。この場合,“LS”の記号を付記する。 d) SUS630-HR及びSUS631-HRの熱処理については,注文者は固溶化熱処理又は析出硬化処理のいずれかを指定する。この場合,表2による熱処理の種類の記号を付記する。SUH660及びSUH661の熱処理については,注文者は,熱処理の種類を指定し,更に本体又は試験片のいずれに熱処理を行うかを指定する。熱処理記号は,表2による。 4.2 冷間圧延板及び帯 冷間圧延板及び帯の製造方法は,次による。 a) 板及び帯は,冷間圧延後,熱処理を行い,酸洗又はこれに準じる処理を行う。必要に応じて適切な矯正,研磨,調質圧延又はこれらの組合せによる処理を行ってもよい。 注記 代表的な熱処理条件を,参考として附属書JAに示す。この条件以外の熱処理条件を選択してもよい。 b) SUS630-HR及びSUS631-HRの熱処理については,注文者は,固溶化熱処理又は析出硬化処理のいずれかを指定する。この場合,表2による熱処理の種類の記号を付記する。SUH660及びSUH661の熱処理については,注文者は,熱処理の種類を指定し,更に本体又は試験片のいずれに熱処理を行うかを指定する。熱処理記号は,表2による。09-20 JIS G4312
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JIS G4312:2019 pdfダウンロード。耐熱鋼板及び鋼帯 Heat-resistant steel plate, sheet and strip 4 製造方法 4.1 熱間圧延板及び帯 熱間圧延板及び帯の製造方法は,次による。 a) 板及び帯は,熱間圧延後,熱処理を行い,酸洗又はこれに準じる処理を行う。必要に応じて適切な矯正,研磨又はこれらの組合せによる処理を行ってもよい。ただし,受渡当事者間の協定によって,熱処理後の酸洗などの処理を省略してもよい。 注記 代表的な熱処理条件を,参考として附属書JAに示す。この条件以外の熱処理条件を選択してもよい。 b) 板及び帯は,後工程で熱処理を行う管及び管継手の素材並びに再圧延用の素材として使用する場合,受渡当事者間の協定によって,熱処理を省略してもよい。この場合,“AR”の記号を付記する。 c) オーステナイト系の熱処理で,特に注文者の承認の下に,圧延ライン上で熱処理を行い,直ちに急冷する熱処理を行ってもよい。この場合,“LS”の記号を付記する。 d) SUS630-HR及びSUS631-HRの熱処理については,注文者は固溶化熱処理又は析出硬化処理のいずれかを指定する。この場合,表2による熱処理の種類の記号を付記する。SUH660及びSUH661の熱処理については,注文者は,熱処理の種類を指定し,更に本体又は試験片のいずれに熱処理を行うかを指定する。熱処理記号は,表2による。 4.2 冷間圧延板及び帯 冷間圧延板及び帯の製造方法は,次による。 a) 板及び帯は,冷間圧延後,熱処理を行い,酸洗又はこれに準じる処理を行う。必要に応じて適切な矯正,研磨,調質圧延又はこれらの組合せによる処理を行ってもよい。 注記 代表的な熱処理条件を,参考として附属書JAに示す。この条件以外の熱処理条件を選択してもよい。 b) SUS630-HR及びSUS631-HRの熱処理については,注文者は,固溶化熱処理又は析出硬化処理のいずれかを指定する。この場合,表2による熱処理の種類の記号を付記する。SUH660及びSUH661の熱処理については,注文者は,熱処理の種類を指定し,更に本体又は試験片のいずれに熱処理を行うかを指定する。熱処理記号は,表2による。09-06 JIS G4312
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