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JIS G4904
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JIS G4904:2017 pdfダウンロード。熱交換器用継目無ニッケルクロム鉄合金管Seamless nickel-chromium-iron alloy heat exchanger tubes 13.2 機械試験 13.2.1 機械試験の一般事項機械試験の一般事項は,JIS G 0404の箇条7(一般要求)及び箇条9(機械的性質)による。ただし,JIS G 0404の7.6(試験片採取条件及び試験片)のうち,機械試験に供される供試材の採り方は,A類とする。 13.2.2 供試材の採り方及び試験片の数供試材の採り方及び試験片の数は,同一溶解,同一寸法及び同一熱処理条件の管50本ごと及びその端数から一つの供試材を採取し,それぞれの供試材から引張試験片1個,へん平試験片1個及び押し広げ試験片1個を採取する。ここで,同一寸法とは,外径及び厚さが同一のものをいう。 13.2.3 引張試験引張試験の試験片及び試験方法は,次による。 a) 試験片 試験片は,JIS Z 2241の11号,12号(12A号,12B号又は12C号)又は4号のいずれかとし,供試材の管軸方向から採取する。 b) 試験方法 試験方法は,JIS Z 2241による。13.2.4 へん平試験へん平試験の試験片及び試験方法は,次による。なお,へん平試験は,特に注文者の指定がない限り省略してもよい2)。 注2)試験は,製造業者の判断によって省略してもよいが,へん平性は規定を満足しなければならないことを意味する。 a) 試験片 試験片の長さは50 mm以上とする。 b) 試験方法 試験温度は常温(5~35 ℃)とし,試験片を2枚の平板間に挟み,平板間の距離(H)が式(1)による値以下になるまで圧縮してへん平にしたとき,試験片に,割れが生じたかどうかを調べる。 13.2.5 押し広げ試験押し広げ試験の試験片及び試験方法は,次による。 a) 試験片 試験片の長さは,押し広げ試験を行うのに適した長さとする。 b) 試験方法 試験温度は常温(5~35 ℃)とし,試験片の端を頂角60°の円すい形の工具で,6.3に規定する大きさ以上までらっぱ形に押し広げたとき,割れが生じたかどうかを調べる。13.3 オーステナイト結晶粒度試験オーステナイト結晶粒度試験は,次による。 a) 供試材の採り方及び試験片の数 供試材の採り方及び試験片の数は,同一溶解,同一寸法及び同一熱処理条件の管100本ごと及びその端数から一つの供試材を採取し,それぞれの供試材から,オーステナイト結晶粒度試験片を1個採取する。 b) 試験片 試験片の長さは20 mm以上とする。 c) 試験方法 試験方法は,JIS G 0551による。特に指定のない限り,オーステナイト結晶粒界の現出方法は,JIS G 0551の6.3.1(一般事項)による。 13.4 水圧試験及び非破壊試験水圧試験及び非破壊試験は,次による。a) 試験の頻度 水圧試験又は非破壊試験は,いずれかについて管1本ごとに行う。 b) 試験方法 水圧試験及び非破壊試験は,次による。 1) 水圧試験 管に,箇条8 a)に規定する水圧試験下限圧力以上の圧力を加えて5秒間以上保持したとき,これに耐え,漏れが生じたかどうかを調べる。09-11 JIS G4904
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