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JIS K1450
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JIS K1450:1996 pdfダウンロード。水道用硫酸アルミニウム (水道用硫酸ばんど) Aluminium sulfate for water works 1. 適用範囲 この規格は,水道用硫酸アルミニウムについて規定する。 備考 この規格の引用規格を,付表1に示す。 2. 種類 種類は,次のとおりとする。 (1) 固形 (2) 液体 3. 品質 品質は,5.によって試験したとき,表1のとおりとする。 4. 試料採取方法 試料は,全体を代表するように,受渡当事者間の協定に基づく合理的な方法により採取する。 5. 試験方法 5.1 一般事項 試験において共通する一般事項はJIS K 0050,吸光光度法についてはJIS K 0115,発光分光分析法についてはJIS K 0116,原子吸光分析法についてはJIS K 0121による。 試験において使用する水は,項目によって規定されている場合以外は,JIS K 0557の3.(種別及び質)に規定するA2以上の質のものとする。 5.2 酸化アルミニウム 酸化アルミニウムの定量は滴定法による。 (1) 要旨 試料中のアルミニウム量に対して過剰のエチレンジアミン四酢酸二水素二ナトリウムを加え,キレートの生成を完結させた後,キシレノールオレンジ指示薬を加えて亜鉛溶液で逆滴定し,酸化アルミニウムの含有量を求める。 (2) 試薬 試薬は,次のとおりとする。 (a) 0.05mol/lEDTA溶液 JIS K 8107に規定するエチレンジアミン四酢酸二水素二ナトリウム二水和物18.61gを量り取り,水1 000mlを加えて溶かした後,ポリエチレン気密容器に入れて保存する。 (b) 酢酸ナトリウム緩衝液 JIS K 8371に規定する酢酸ナトリウム三水和物272gを水に溶かして1 000mlとする。 (c) キシレノールオレンジ溶液(1g/l) JIS K 9563に規定するキシレノールオレンジ0.1gを水に溶かして100mlとする。 (d) アルミニウム標準液(1mgAl/ml) JIS K 8069に規定するアルミニウム(純度99.99%以上)1.000gを量り取り,ビーカー100mlに移し入れ,上部を時計皿で覆い,少量の硝酸(1+1)を注意して加え加熱溶解する。放冷後,溶液を全量フラスコ1 000mlに移し入れ,硝酸(1+30)を標線まで加える。 (e) 0.02mol/l亜鉛溶液 JIS K 8005に規定する亜鉛1.308gを量り取り,ビーカー100mlに移し入札塩酸6〜7ml及び少量の水を加え,加熱して溶かす。これを水浴上で乾固近くまで蒸発した後,水を加えて溶かし,全量フラスコ1 000mlに移し入れ,水を標線まで加える。 ビーカー200mlに0.05mol/lEDTA溶液20mlを採り硝酸(1+12)2mlを加え,以下(3)の(c)及び(d)の操作を行い,このときの0.02mol/l亜鉛溶液の使用量 (ml) をa1とする。 別のビーカー200mlにアルミニウム標準液20ml及び0.05mol/lEDTA溶液20mlを採り,硝酸(1+12)2mlを加え,時計皿で覆って1分間煮沸後放冷し,以下(3)の(c)及び(d)の操作を行い,このときの0.02mol/l亜鉛溶液の使用量 (ml) をa2とする。 次の式によって,0.02mol/l亜鉛溶液1mlに相当するアルミニウム量を算出する。 2120001.0aaf−×=ここに, f: 0.02mol/l亜鉛溶液1mlに対応するアルミニウム量 (g) (3) 操作 操作は,次のとおり行う。 (a) 試料を,固形では約5g,液体では約10gを1mgのけたまで量り取り,ビーカー200mlに移し入れ,水約100mlを加えて溶かす。必要に応じてろ過し,全量フラスコ500mlに移し入れ,水を標線まで加える。 (b) この中から20mlを分取し,三角フラスコ200mlに移し入れ,0.05mol/lEDTA溶液20mlを加え,1分間煮沸し,放冷する。 (c)...09-30 JIS K1450
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