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JIS K1561
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JIS K1561:2016 pdfダウンロード。ジフルオロメタン(R-32) Difluoromethane (R-32) 5 試験方法 5.1 共通事項 共通事項は,次による。 a) 化学分析について共通する一般事項はJIS K 0050:2011に,ガスクロマトグラフィーについてはJIS K 0114:2012による。 b) 以下の事項に注意する。 警告1 液化ガスの取扱いは,凍傷などの危険を伴うため,保護手袋,保護面などを着用して行い,万一,液が接触したときは,直ちに大量の水で20分間以上洗浄した後,医師の診断を受けることを推奨する。 警告2 この規格に基づいて試験を行う者は,通常の実験室での作業に精通していることを前提とする。この規格は,その使用に関連して起こる全ての安全上の問題を取り扱おうとするものではない。この規格の利用者は,SDS(安全データシート:JIS Z 7253:2012),MSDS(化学物質等安全データシート:JIS Z 7250−2012年廃止,猶予期間2016年まで)などを参考にして各自の責任において安全及び健康に対する適切な措置をとらなければならない。 5.2 外観 試料を,蒸発残分の分析用に試料採取容器からガラス製オートクレーブに採取したときに[5.5.4 d) 参照],ガラス製オートクレーブに対して横方向から目視によって,液が無色で濁りがないことを確認する。 5.3 純度 5.3.1 要旨 試料を,試料容器液相部から減圧にした試料採取計量管内に噴霧し,完全に気化させた後,気体を採取し,その一部をガスクロマトグラフに注入する。R-32のピーク面積を測定し,補正面積百分率法によって計算し,純度を求める。あわせて,塩素含有化合物,ODSなどのピーク面積を測定し,含有率を求める。 5.3.2 主な装置及び器具 主な装置及び器具は,次のものを用いる。 a) 検出器 水素炎イオン化検出器(FID) b) カラム用管 フューズドシリカ製キャピラリーカラムなど c) カラム構成(固定相) ジビニルベンゼンポリマーでカラム用管の内面をコーティングしたもの,PLOTカラムなど d) ガスクロマトグラフ用計量管 内容積 5〜200 μL程度のもの(スプリットを用いて,注入量を5〜10 μLに調整する。) e) 試料採取容器 ステンレス製耐圧容器,内容積約100 mL未満のもの f) 試料採取用器具 計量管(内容積 約1 mL)及び e) のステンレス製試料採取容器を,ステンレス鋼管又は銅管(内径3〜6 mm程度)を用いてバルブと接続させたもの(図1参照) g) 連成計 JIS B 7505-1:2015に規定するブルドン管圧力計 5.3.3 分析条件 分析条件は,ガスクロマトグラフの種類及び機器によって異なるため,R-32と少なくとも表1に規定した不純物とを分離できる,適正な条件に設定しなければならない。分析条件の例を表2に示す。09-13 JIS K1561
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