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JIS K2241
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JIS K2241:2017 pdfダウンロード。切削油剤 Cutting fluid 3 用語及び定義 この規格で用いる主な用語及び定義は,次による。 3.1 不水溶性切削油剤 水に希釈せずに使用する切削油剤。 3.2 水溶性切削油剤 水に希釈して使用する切削油剤。 3.3 脂肪油分 油剤中に含まれる動植物油脂・エステルの含有率。 3.4 極圧添加剤 切削時に摩擦局部の焼付きの抑制,及び切削性の向上を図るために基油に添加する物質。 3.5 界面活性剤 水に不溶の液体を乳化又は可溶化したり,粉末・固体を水中に分散させたり,繊維又は金属の表面の汚れを洗浄したりするなどの作用をもつ一群の物質。 3.6 全硫黄分 鉱油,その他の添加剤に含まれる硫黄を合わせた,油剤に含まれる硫黄の含有率。 3.7 銅板腐食 所定の条件下で試料に浸せき(漬)した銅板を銅板腐食標準板と比較して判定した試料の銅板に対する腐食性。 3.8 耐荷重 能規定の試験機で一定の摩擦条件下において,滑り摩擦接触面に焼付き,その他の損傷を起こさず,油剤によって支え得る最大荷重。 3.9 乳化安定度 水溶性切削油剤A1種の,規定の条件下での乳化状態の安定度合い。 3.10 不揮発分 試料中の水分など約100 ℃までに揮発する成分を,一定温度の恒温槽に一定時間保持して除去した残さ(渣)率。 3.11 泡立ち 水溶性切削油剤の水希釈液を規定の条件でかくはんし,規定時間放置した後の液面上の泡の量(ml)。 3.12 金属腐食 水溶性切削油剤の水希釈液に各種金属を浸せき(漬)して,規定時間放置した後の変色などの外観変化。 4 種類及び性状 4.1 一般 切削油剤の種類は,不水溶性切削油剤と水溶性切削油剤とに区分するが,いずれも塩素系極圧添加剤は使用しない。また,水溶性切削油剤には,亜硝酸塩は使用しない。 4.2 不水溶性切削油剤の種類及び性状 不水溶性切削油剤は,表1に示すように,極圧添加剤の有無などによってN1種〜N4種に区分し,動粘度,脂肪油分などによって更に細分する。また,箇条5によって試験したとき,表2に適合しなければならない。09-11 JIS K2241
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