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JIS K2510
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JIS K2510:1998 pdfダウンロード。潤滑油−さび止め性能試験方法 Lubricants−Determination of rust-preventing characteristics 1. 適用範囲 この規格は,潤滑油に水又は海水が混入した場合の鉄部に対する潤滑油のさび止め性能を試験する方法について規定する。 備考1. この試験方法は危険な試薬,操作及び装置を使うことがあるが,安全な使用方法をすべてにわたって規定しているわけではないので,試験に先立って,適切な安全上及び健康上の禁止事項を決めておかなければならない。 2. この規格でいう潤滑油とは,鉱油系又は合成系のものを指し,密度が水より大きい潤滑油を含む。 なお,この方法は,特にさび止め剤入りのタービン油に適している。 3. この規格の引用規格を,付表1に示す。 4. この規格の対応国際規格を,次に示す。 ISO 7120 : 1987 Petroleum products and lubricants−Petroleum oils and other fluids−Determination of rust-preventing characteristics in the presence of water 2. 試験の原理 試料300 mLと水又は人工海水30mLとの混液中に鋼製丸棒の試験片を浸し,60℃の温度で規定時間(原則として24時間)この混液を毎分1 000回転の速さでかき混ぜ,試験片に現れるさびの有無を調べる。 試験は同一試料に対し,2個の試験片一組について行う。 3. さび止め性能試験器 さび止め性能試験器は,次の(1)〜(5)からなり,その一例を図1に示す。 (1) 恒温槽 恒温槽は,次による。 (a) 浴槽 金属製とし,試料温度を60±1℃に24時間以上保持できるもの。 (b) 浴液 粘度が低い鉱油。 例えば,JIS K 2001に規定するISO VG 32のもの。 (c) 浴槽ふた 偶数個の試験容器の挿入孔,試験容器保持器などを備えたもの。 なお,試験容器保持器は,試験容器を浴液中に保持する金属製ばね付きのもので,試験容器を浴槽ふた上面から約120mm下の位置に懸垂でき,浴液中に90mm以上浸すことのできるもの。 (2) 試料用温度計 JIS B 7410に規定する温度計番号30 (PMF) のもの。 (3) 試験容器及び試験容器のふた 試験容器及び試験容器のふたは,次による。 (a) 試験容器 ほうけい酸ガラス−1製で図2に規定する形状及び寸法のもの。 備考 試験容器は,JIS K 2839に規定する図108のものがこれに相当する。09-28 JIS K2510
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