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JIS K6386
  • JIS K6386:2019 pdfダウンロード。防振ゴム−ゴム材料の区分 Rubber vibration isolators-Rubber material classification 1 適用範囲 この規格は,一般に振動及び衝撃の伝達防止,吸振,又は緩衝の目的で使用される防振ゴム製品(以下,防振ゴムという。)のゴム材料の区分について規定する。ただし,エボナイト,気泡性ゴム及び布,又はコードで補強されたゴムについては適用しない。 警告 この規格の利用者は,通常の実験室での作業に精通しているものとする。この規格は,その使用に関連して起こる全ての安全上の問題を取り扱おうとするものではない。この規格の利用者は,各自の責任において安全及び健康に対する適切な措置をとらなければならない。 2 引用規格 次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。 JIS K 6200 ゴム−用語 JIS K 6250 ゴム−物理試験方法通則 JIS K 6251 加硫ゴム及び熱可塑性ゴム−引張特性の求め方 JIS K 6253-3 加硫ゴム及び熱可塑性ゴム−硬さの求め方−第3部:デュロメータ硬さ JIS K 6254 加硫ゴム及び熱可塑性ゴム−応力−ひずみ特性の求め方 JIS K 6255 加硫ゴム及び熱可塑性ゴム−反発弾性率の求め方 JIS K 6257 加硫ゴム及び熱可塑性ゴム−熱老化特性の求め方 JIS K 6258 加硫ゴム及び熱可塑性ゴム−耐液性の求め方 JIS K 6259-1 加硫ゴム及び熱可塑性ゴム−耐オゾン性の求め方−第1部:静的オゾン劣化試験及び動的オゾン劣化試験 JIS K 6262 加硫ゴム及び熱可塑性ゴム−常温,高温及び低温における圧縮永久ひずみの求め方 JIS K 6385 防振ゴム−試験方法 JIS K 6394 加硫ゴム及び熱可塑性ゴム−動的性質の求め方−一般指針 JIS Z 8401 数値の丸め方 3 用語及び定義 この規格で用いる主な用語及び定義は,JIS K 6200及びJIS K 6254によるほか,次による。 3.1 動倍率,d 防振ゴムの動的状態におけるばね定数と静的状態におけるばね定数との比。なお,動的状態とは正弦波振動状態をいう。 4 分類記号 4.1 一般 防振ゴムのゴム材料の分類記号は,ゴム材料の種類を表す記号及び静的せん断弾性率を表す数字を並記し,これを分類記号とする。ただし,静的せん断弾性率を測定しない場合には,その分類記号の数字を括弧を用いて記載する。 4.2 ゴム材料の種類を表す記号 防振ゴムのゴム材料は,使用目的によって表1の5種類に分ける。ゴム材料の種類の表し方は,箇条8による。
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