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JIS K6739
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JIS K6739:2016 pdfダウンロード。排水用硬質ポリ塩化ビニル管継手 Unplasticized poly(vinyl chloride) (PVC-U) pipe fittings for drain 8 材料 継手の材料は,ポリ塩化ビニルを主体とし,安定剤,顔料などを加えたものとする。 なお,可塑剤及び可塑剤を含む材料は,用いてはならない。 9 試験方法 9.1 性能試験 9.1.1 引張試験 継手の引張試験は,JIS K 6815-1:2002及びJIS K 6815-2:2002による。ただし,試験片及び状態調節については,次によってもよい。 a) 試験片 供試継手から受渡当事者間の協定によって,適切な試験片を作製する。 b) 状態調節 試験片は,23 ℃±2 ℃で60分間以上,状態調節を行う。 9.1.2 耐圧試験 継手の耐圧試験は,JIS S 3200-1による。ただし,試験水圧は0.35 MPaとする。 9.1.3 偏平試験 継手の偏平試験は,試験片として供試継手の接合部から,呼び径30から呼び径100までは,接合部長さl(許容差 50−mm),呼び径125及び呼び径150については,接合部長さl(許容差 100−mm)の試験片を切り取り,これを23 ℃±2 ℃で60分間以上状態調節後,2枚の平板間に挟み,試験片の軸に直角の方向に10 mm/min±2 mm/minの速さで,試験片の外径が,その1/2になるまで圧縮し,継手外表面を目視によっ て調べる。 なお,試験温度は,23 ℃±2 ℃とする。試験片を圧縮する平板の寸法は,1/2まで圧縮したとき,変形した試験片より十分大きくする。 9.1.4 ビカット軟化温度試験 継手のビカット軟化温度試験は,JIS K 6816による。 9.1.5 水密試験 継手接合部の水密試験は,EN 1053による。 注記 EN 1053の概要は次のとおりである。供試体を水で満たす。空気を排出するために最大12°まで供試体を傾斜させてもよい。次に,50 kPaまで昇圧し,15分間保持した後,水漏れの有無を確認する。試験温度は,23 ℃±5 ℃とする。 9.1.6 熱し(弛)緩試験 継手の熱し(弛)緩試験は,ISO 580による。 9.2 外観及び形状 継手の外観及び形状は,目視によって調べる。 9.3 寸法 継手の寸法は,JIS B 7502に規定するマイクロメータ,JIS B 7507に規定するノギス,又はこれらと同等以上の精確さ(真度及び精度)をもつものを用いて測定する。角度は分度器などを用いて測定する。 9.4 試験結果の数値の表し方 9.1.1及び9.1.4の試験の結果は,表3の性能に規定する数値より1桁下の位まで求めてJIS Z 8401によって規定の数値に丸める。 10 検査 継手の検査は,形式検査と受渡検査とに区分し,それぞれの検査項目は,表6で○が付いた項目とする。各項目は,この規格に適合しなければならない。ただし,受渡検査は,受渡当事者間の協定によって,表6の項目の中から選択して行うことができる。また,受渡検査の寸法は,接合部だけを検査する。 なお,検査の試料の採取方法は,受渡当事者間の協定による。09-13 JIS K6739
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