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JIS K8223
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JIS K8223:2016 pdfダウンロード。過塩素酸(試薬) Perchloric acid (Reagent) 6 試験方法 6.1 一般事項 試験方法は,次による。 a) 試験方法の一般的な事項は,JIS K 0050及びJIS K 8001による。 b) 使用するガラス器具は,特に規定がない場合は,JIS R 3503及びJIS R 3505による。 c) 使用する標準液は,計量計測トレーサビリティが確保された標準物質を,使用用途に合致することを確認し,必要ならば希釈して使用する。このような標準液がない場合,使用用途に合致することを確認して市販の標準液を用いるか,又は調製したものを用いる。 注記1 計量計測トレーサビリティが確保された標準物質としては,計量標準供給制度[JCSS (Japan Calibration Service System)]に基づく標準液,国立研究開発法人産業技術総合研究所計量標準総合センター(NMIJ),米国国立標準技術研究所(NIST),ドイツ連邦材料試験研究所(BAM)などが供給する標準物質及びこれらへの計量計測トレーサビリティが確保された市販の認証標準物質がある。 d) 滴定用溶液は,計量計測トレーサビリティが確保されたものを,使用用途に合致することを確認して使用する。調製及び標定を行う場合,JIS K 8001の附属書JA(試験用溶液類の調製方法及び滴定用溶液類の調製及び標定)による。 注記2 ISO/IEC 17025に準拠した方法によって標定された市販の滴定用溶液がある。 6.2 濃度(HClO4) 濃度(HClO4)の試験方法は,次による。 a) 試験用溶液類 試験用溶液類は,次のものを用いる。 1) メチルレッド溶液 JIS K 8896に規定するメチルレッド0.10 gをJIS K 8102に規定するエタノール(95)に溶かして100 mLとする。褐色ガラス製瓶に保存する。 2) 1 mol/L 水酸化ナトリウム溶液(NaOH:40.00 g/L) JIS K 8576に規定する水酸化ナトリウムを用い,6.1 d)による。ポリエチレンなどの樹脂製気密容器に保存する。 b) 操作 操作は,次のとおり行う。 試料3.0 g(濃度が質量分率70 %の場合1.8 mL)をコニカルビーカー200 mLなどに0.1 mgの桁まではかりとり,水50 mL及び指示薬としてメチルレッド溶液2,3滴を加えた後,1 mol/L 水酸化ナトリウム溶液で滴定する。終点は,液の色が,赤から黄に変わる点とする。 c) 計算 濃度(HClO4)は,次の式を用いて計算する。09-13 JIS K8223
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