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JIS K8312
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JIS K8312:1992 pdfダウンロード。ベンゼン・トルエン・キシレン−第1部:ベンゼン Benzene・Toluene・Xylene − Part 1:Benzene 1. 適用範囲 この規格は,工業用のベンゼンについて規定する。 2. 引用規格 この規格の引用規格を付表1に示す。付表1に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。 3. 定義 この規格で用いる主な用語の定義は,JIS K 2410による。 4. 品質 ベンゼンは,品質によって2種類に区分し,その品質は,5.によって試験したとき,表1による。 5 試験方法 5.1 一般事項 試験の一般事項はJIS K 0050,ガスクロマトグラフ分析に関する一般項目はJIS K 0114によるほか,次による。 a) 測定において液面の目盛を読む場合には,次の区分によって,表面張力によって上昇した液面の上縁又は下縁で読む。 1) 浮ひょうの場合 上縁(ただし,水平面示度のものについては,下縁。) 2) メスシリンダー及びその他の場合 下縁 b) 浮ひょう及び温度計は,あらかじめ標準浮ひょう及び標準温度計を用いて,それぞれ補正しておく。 c) 分光光度計は,あらかじめ調整しておかなければならない。 d) 数値は,特に定めがなければ,規格値の次のけたまで求め,JIS Z 8401によって丸める。 e) ガラス器具 特に定めるもののほかは,JIS K 2839,JIS R 3503及びJIS R 3505による。 5.2 試料の採取及び調製 5.2.1 代表試料の採取 代表試料の採取は,JIS K 2420による。 5.2.2 試料の調製 試料の調製は,次による。 a) 代表試料約1 Lをかき混ぜたものを,試料とする。 b) 脱水試料の調製 試料約300 mLを清浄で乾燥したガラス製共栓付き三角フラスコ500 mLにとり,粒径2.5〜3.5 mmのJIS K 8125に規定する塩化カルシウム約40 gを加え,栓をして5分間以上よく振り動かし,20分間以上静置する。その後,上澄み液をとり,脱水試料とする。 備考 蒸留試験及び硫酸着色試験には,脱水試料を用いる。 5.3 外観 5.3.1 要旨 ガラス製容器に十分な試料を入れ,試験温度において目視によって不溶解水分,沈殿物及び浮遊物の有無を調べる。 5.3.2 器具 器具は,次による。10-08 JIS K8312
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