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JIS K8377
  • JIS K8377:2014 pdfダウンロード。酢酸ブチル(試薬) Butyl acetate (Reagent) 6.3 密度(20 ℃) 密度(20 ℃)の試験方法は,JIS K 0061の7.2(比重瓶法)又は7.3(振動式密度計法)による。 6.4 屈折率20Dn 屈折率20Dnの試験方法は,JIS K 0062による。 6.5 水分 水分の試験方法は,JIS K 0068の6.3(容量滴定法)又は,6.4(電量滴定法)による。 なお,容量滴定法の場合,試料5.0 g(5.7 ml)をはかりとり,滴定溶媒はメタノールとする。電量滴定法の場合,試料0.5 g(0.6 ml)をはかりとる。 6.6 不揮発物 不揮発物の試験方法は,JIS K 0067の4.3.4(1)(第1法 水浴上で加熱蒸発する方法)による。ただし,この場合,試料50 g(56.8 ml)をはかりとり,必要ならば,蒸発させる容器に適量ずつ入れて,試料の全てを蒸発させる。 6.7 酸(CH3COOHとして) 酸(CH3COOHとして)の試験方法は,次による。 a) 試薬,ガス及び試験用溶液類 試薬,ガス及び試験用溶液類は,次のものを用いる。 1) エタノール(95) JIS K 8102に規定するもの。 2) ソーダ石灰 JIS K 8603に規定するもの(必要な場合に用いる。)。 3) 窒素 JIS K 1107に規定するもの。 4) 塩酸(0.05 mol/l) JIS K 8180に規定する塩酸0.9 mlをはかりとり,水で200 mlにする。 5) 水酸化カリウム溶液(250 g/l) JIS K 8574に規定する水酸化カリウム29.4 gを水に溶かして100 mlにする(必要な場合に用いる。)。高密度ポリエチレンなどの樹脂製瓶などに保存する。 6) 二酸化炭素を除いた水 次の6.1)〜6.4)のいずれか,又はそれらの二つ以上を組み合わせたものを用い,使用時に調製する。 6.1) 水をフラスコに入れ,加熱し,沸騰が始まってから5分間以上その状態を保つ。加熱を止め,フラスコの口を時計皿で軽く蓋をして少し放置して沸騰が止まった後に,ガス洗浄瓶に水酸化カリウム溶液(250 g/l)を入れたもの,又はソーダ石灰管を連結して空気中の二酸化炭素を遮り,冷却したもの。 6.2) 水をフラスコに入れ,水の中に窒素を15分間以上通じたもの。 6.3) 二酸化炭素分離膜をもつガス分離管を用いて,水から二酸化炭素を除いたもの。 6.4) 新鮮な18 MΩ・cm以上の抵抗率のある水を,窒素を通じた三角フラスコに泡立てないように採取したもの。ただし,採水後速やかに用いる。 7) ブロモチモールブルー溶液 JIS K 8842に規定するブロモチモールブルー0.10 gをエタノール(95)50 mlに溶かし,水で100 mlにする。褐色ガラス製瓶に保存する。 8) 緩衝液(pH 6.8)(りん酸二水素カリウム−水酸化ナトリウム混合溶液) 0.1 mol/l りん酸二水素カリウム溶液50...
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