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JIS K8576
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JIS K8576:2019 pdfダウンロード。水酸化ナトリウム(試薬) Sodium hydroxide (Reagent) 1 適用範囲 この規格は,試薬として用いる水酸化ナトリウムについて規定する。 警告1 水酸化ナトリウムは劇物なので,目,粘膜及び皮膚に付着しないように注意する。また,水を加えると発熱し,刺激性の強いミストを発生するので排気に注意する。 警告2 この規格に基づいて試験を行う者は,通常の実験室での作業に精通していることを前提とする。この規格は,その使用に関連して起こる全ての安全上の問題を取り扱おうとするものではない。この規格の利用者は,SDS(安全データシート)などを参考にして各自の責任において安全及び健康に対する適切な措置をとらなければならない。 注記 この規格の対応国際規格及びその対応の程度を表す記号を,次に示す。 ISO 6353-2:1983,Reagents for chemical analysis−Part 2: Specifications−First series R34 Sodium hydroxide(MOD) なお,対応の程度を表す記号“MOD”は,ISO/IEC Guide 21-1に基づき,“修正している”ことを示す。 2 引用規格 次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。 JIS K 0050 化学分析方法通則 JIS K 0113 電位差・電流・電量・カールフィッシャー滴定方法通則 JIS K 0115 吸光光度分析通則 JIS K 0116 発光分光分析通則 JIS K 0121 原子吸光分析通則 JIS K 0970 ピストン式ピペット JIS K 8001 試薬試験方法通則 JIS K 8012 亜鉛(試薬) 3 種類 種類は,特級とする。 4 性質 4.1 性状 水酸化ナトリウムは,白い粒状で,潮解性があり,二酸化炭素を吸収する。水に極めて溶けやすく,エタノール(99.5)に溶けやすい。 4.2 定性方法 炎色試験は,直径約0.8 mmの白金線の先端から約30 mmまでを塩酸(1+1)に浸し,炎の長さ約120 mm,内炎の長さ約30 mm程度としたガスバーナーの無色炎中に入れた後,放冷する。この操作を炎に色が現れなくなるまで繰り返す。試料2 gに水を加えて溶かして,20 mLとし,白金線の先端約5 mmをこの液に浸し,ガスバーナーの無色炎中に入れると黄が現れる。 5 品質 品質は,箇条6によって試験したとき,表1に適合しなければならない。09-05 JIS K8576
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