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JIS L0805
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JIS L0805:2005 pdfダウンロード。汚染用グレースケール Grey scale for assessing staining 1. 適用範囲 この規格は,染色堅ろう度試験の結果,白布に生じた汚染の程度を視感によって判定する場合,その判定基準として用いる汚染用グレースケール(以下,汚染用グレースケールという。)について規定する。 備考 この規格の対応国際規格を,次に示す。 なお,対応の程度を表す記号は,ISO/IEC Guide21に基づき,IDT(一致している),MOD(修正している),NEQ(同等でない)とする。 ISO 105-A03:1993,Textiles−Tests for colour fastness−Part A03 : Grey scale for assessing staining (MOD) 2. 引用規格 次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。 JIS Z 8105 色に関する用語 JIS Z 8721 色の表示方法−三属性による表示 JIS Z 8722 色の測定方法−反射及び透過物体色 JIS Z 8730 色の表示方法−物体色の色差 3. 定義 この規格で用いる主な用語の定義は,次による。 a) 無彩色 色相をもたない色(JIS Z 8105を参照)。 b) L*a*b*表色系による色差(⊿E*ab) JIS Z 8722の5.(分光測色方法)又は6.(刺激値直読方法)によって測定し,標準の光D65によるX10,D65,Y10,D65,Z10,D65を用い,JIS Z 8730の7.1(L*a*b*表色系による色差)によって求めた数値。 c) アダムス−ニッカーソンの色差式による色差(⊿EAN) JIS Z 8722の5.又は6.によって測定し,標準の光CによるX2,C,Y2,C,Z2,Cを用い,附属書1(規定)(アダムス−ニッカーソンの色差式による色差)によって求めた数値。 4. 色票の色 色票の色は,次による。 a) 図1における5号の色票a5,b5並びに4-5号〜1号の色票のうち,a4-5,a4,a3-4,a3,a2-3,a2,a1-2及びa1は無彩色で,刺激値Y10,D65が(85 ± 2)%のものとする。 b) 4-5号〜1号の色票のうちb4-5,b4,b3-4,b3,b2-3,b2,b1-2及びb1は無彩色であって,それと対をなす色票より反射率の小さいものとする。 c) 5号〜1号の各組の対をなす2枚の色票間には,表1又は表2の色差がなければならない。 d) 各号の色票は,蛍光がなく,かつ,光沢及び経時変化がほとんどないものとする。 e) 本体の色票面以外の部分及びマスクの表面の色は,JIS Z 8721の無彩色の記載方式による約N2.5のものとする。 5. 構造,形状及び寸法 構造,形状及び寸法は,次による。 a) 汚染用グレースケールは,本体及びマスクで構成する。 b) 本体は,図1に示すとおり,5号〜1号の間を9段階に分け,各色票を台紙の上に示す。 c) 各号の色票は,各号a,bの色票を組にし,隣接して配置する。09-25 JIS L0805
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