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JIS P8111
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JIS P8111:1998 pdfダウンロード。紙,板紙及びパルプ− 調湿及び試験のための標準状態 Paper, board and pulps−Standard atmosphere for conditioning and testing 1. 適用範囲 この規格は,紙,板紙及びパルプの調湿及び試験のための標準状態並びに温度及び相対湿度の測定方法について規定する。 備考1. この規格の対応国際規格を,次に示す。 ISO 187 : 1990 Paper, board and pulps−Standard atmosphere for conditioning and testing and procedure for monitoring the atmosphere and conditioning of samples 2. 2000年3月31日まで,紙,板紙及びパルプの調湿及び試験のための標準状態は,20℃±2℃, (65±2) %r. h. を適用してもよい。 2. 引用規格 次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。この引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。 ISO 4677-1 Atmospheres for conditioning and testing−Determination of relative humidity−Part 1: Aspirated psychrometer method 3. 定義 この規格で用いる主な用語の定義は,次による。 a) 相対湿度 (relative humidity) 同じ温度及び圧力において,水蒸気で飽和された空気の水蒸気量に対するその空気が実際に含む水蒸気量の比(%r. h. で表示)。 b) 調湿 (conditioning) 試料と規定温度及び相対湿度との間に再現性のある水分平衡を確立するための操作。 参考1. 平衡とは,1時間以上の間隔をおいて測定した連続2回の試料計量値の差が,規定以下になったときをいう。 2. 調湿時間の推定には,試料の坪量及び試験室の空気循環特性を考慮することが望ましい。 4. 原理 標準状態中に試料をさらし,試料とその標準状態との間に再現性のある水分平衡状態をつくる。 5. 標準状態 紙,板紙及びパルプの調湿及び試験のための標準状態は,23℃±1℃, (50±2) %r. h. とする。 備考 附属書Aに従って測定した温度及び相対湿度が,すべて規定範囲内にあれば,この規格の要求を満たしているものとする。温度及び相対湿度が許容範囲外にあったことが明らかな場合,調湿手順に従って調湿し直さなければならない。 参考 標準状態での温度,相対湿度及び許容差はISO 554による。 なお,許容差はISO 554の規定のうち小さい方の値である。 6....09-28 JIS P8111
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