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JIS R 3223
  • JIS R 3223:2017 pdfダウンロード。耐熱強化ガラス Tempered fire resistance glass 5 品質 5.1 外観 耐熱強化ガラスの外観は,9.1によって試験を行ったとき,表3に適合しなければならない。 表3−外観 項目 外観 ひび あってはならない。 欠け あってはならない。 すりきず 使用上差し支えるものがあってはならない。また,エッジ 周辺部にあってはならない。 5.2 反り 耐熱強化ガラスの反りは,9.4によって測定を行い,全体的な反りの場合は0.5 %,部分的な反りの場合は1.0 mmを,それぞれ超えてはならない。 5.3 耐熱強化ガラスのエッジ強度 耐熱強化ガラスのエッジ強度は,9.5によって試験した強化前(熱処理工程前)のエッジ強度と,9.6によって測定した製造の最終工程後の表面圧縮応力との合計値とする。ここで,耐熱強化ガラスは,強化ガラスと同様に製品の自然発生的な破損リスクを低減させるため,強化後に再加熱を行うヒートソークテスト1)を実施する場合があるので,ヒートソークテストを実施しない場合の最終工程は強化工程であり,実施する場合はヒートソークテスト工程となる。 また,耐熱強化ガラスのエッジ強度の下限値σte,minは,強化前エッジ強度の対数正規分布下限値σe,minと,製造の最終工程後の表面圧縮応力の最小値σs,minとの合計値で定義し,その値は,I類,II類それぞれ表4の規定に適合しなければならない。 耐熱強化ガラスのエッジ強度の下限値σte,minは,式(1)〜式(4)で表す。 5.4 熱線反射耐熱強化ガラス 熱線反射耐熱強化ガラスは,5.1〜5.3に加え,外観,耐光性,耐摩耗性,耐酸性及び耐アルカリ性について,9.7に規定する試験を行い,その結果JIS R 3221の4.(品質)の規定に適合しなければならない。 6 寸法及び許容差 6.1 辺の長さの単位 耐熱強化ガラスの辺の長さの単位は,ミリメートル(mm)とする。 6.2 厚さ及びその許容差 耐熱強化ガラスの厚さ及びその許容差は,9.2による測定を行い,表5による。
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