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JIS R2619
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JIS R2619:1995 pdfダウンロード。耐火断熱れんがの曲げ強さの試験方法 Testing method for modulus of rupture of insulating fire bricks 1. 適用範囲 この規格は,耐火断熱れんが(以下,断熱れんがという。)の曲げ強さの試験方法について規定する。 備考 この規格の引用規格を,次に示す。 JIS R 2202 耐火れんがの寸法の測定方法 JIS Z 8401 数値の丸め方 2. 装置及び器具 2.1 乾燥装置 乾燥装置は,温度110±5℃に保つことのできる自動温度調節器付電気恒温器を用いる。 2.2 曲げ強さ試験機 曲げ強さ試験機は,図1のとおりとする。 (1) 試験機は,原則として最大容量が19.6kN以下で容量が19.6kN,9.81kN,4.90kN及び1.96kNに調節変更できる油圧式とし,荷重に際して荷重用ロールに脈動のないものとする。 (2) 目盛の許容差は,それぞれの容量の±2001とする。 (3) 荷重用及び支持用ロールは,焼入鋼にみがき仕上げを施したものとし,その硬さはショア硬さ70以上とする。 また,各ロールの直径は,32mmとする。 (4) 荷重用ロールは球面座に取り付けることができ,支持用ロールは回転できるものでなければならない。 (5) 荷重用及び支持用ロールは,互いに平行とし,荷重用ロールは左右の支持用ロールから等しい距離にあるものを用いる。 2.3 長さ計 長さ計は,1mmの目盛を付けたものを用いる。 2.4 はかり はかりは,1gまで測定できるものを用いる。 3. 試料 3.1 並形断熱れんがの場合は,供試断熱れんがをそのまま試験片とする。 3.2 異形断熱れんがの場合は,供試断熱れんがから並形断熱れんがと同一寸法のものを作り出し,試験片とする。 3.3 上記の試験片が採取できない場合は,供試断熱れんがから採取できる最大容積の並形断熱れんがと相似形のものを作り出し,試験片とする。 3.4 試験片は,加圧上下面が平行かつ十分に平滑なものとする。 3.5 試験に用いる試験片は5個とする。 4. 操作 4.1 予想される試験片の曲げ強さの最大荷重が,原則として曲げ強さ試験機の容量の15〜85%になるように調整する。 4.2 試験片は,あらかじめ110±5℃で恒量(1)になるまで乾燥した後,試験に用いる。 注(1) 測定した質量の差が,1g未満であれば恒量とする。 4.3 試験片の加圧面は並形断熱れんがの場合は,原れんがの230×114mmの面とする。 また,異形断熱れんがの場合は,並形断熱れんがに準ずる。 4.4 試験片の幅及び厚さは,あらかじめ試験片ごとに測定する(2)。 注(2) 寸法の測定は,JIS R 2202による。 4.5 支持用ロールの中心間の距離は,原則として180mmとする。ただし,3.3に規定する異形断熱れんがの場合,支持用ロールの中心間の距離は,試験片の厚さの3倍とする。 4.6 加圧速度は,原則として毎秒74.5±7.8Nとし,均一速度で加圧面の中心に荷重を加え,試験片が折れたときの最大荷重を求める。 5. 計算 曲げ強さ (Tr) は,次の式によって算出し,JIS Z 8401によって整数に丸める。10-02 JIS R2619
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