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JIS R3311
  • JIS R3311:1991 pdfダウンロード。セラミックファイバーブランケット Ceramic fiber blanket 1. 適用範囲 この規格は,アルミナ-シリカ系繊維のブランケット (1)1 260℃標準グレード (2)について規定する。 注(1) セラミックファイバーブランケットとは,高純度のアルミナ及びシリカを主成分とする原料を溶融し,圧縮空気又は遠心力などで繊維化し,ブランケット状に成形したもので,有機質結合剤を含まないものである。 (2) 1 260℃標準グレードとは,常用最高使用温度が1 260℃までのものをいう。 備考1. この規格の引用規格を,次に示す。 JIS A 1412 保温材の熱伝導率測定方法 JIS Z 8401 数値の丸め方 JIS Z 8801 標準ふるい 2. この規格の中で{ }を付けて示してある単位及び数値は,従来単位によるものであって,参考として併記したものである。 2. 種類 セラミックファイバーブランケットの種類は,密度によって次のとおり区分する。 (1) セラミックファイバーブランケット 1号 (2) セラミックファイバーブランケット 2号 (3) セラミックファイバーブランケット 3号 3. 寸法 3.1 厚さ セラミックファイバーブランケットの厚さ及びその許容差は,5.2.1によって試験し,表1のとおりとする。 3.2 長さ及び幅 セラミックファイバーブランケットの長さ,幅及びその許容差は,5.2.2によって試験し,表2のとおりとする。 4. 品質 4.1 密度 セラミックファイバーブランケットの密度及びその許容範囲は5.3によって試験し,表3のとおりとする。 なお,1枚又は1巻当たり0.7m2以上のものについて適用し,最小包装単位での密度とする。 4.2 ショット含有率 セラミックファイバーブランケットの許容ショット(3)含有率は,5.4によって試験し,ふるい残分が25%以下でなければならない。 注(3) 繊維化されなかったガラス球 4.3 加熱線収縮率 セラミックファイバーブランケットの許容加熱線収縮率は,5.5によって試験し,3%以下であること。 4.4 熱伝導率 セラミックファイバーブランケットの熱伝導率の基準値は,5.6によって試験し,表4のとおりとする。ただし,その許容値は,+10%以下とする。
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