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JIS S2303
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JIS S2303:2003 pdfダウンロード。炭酸飲料用ガラスびんの機械衝撃試験方法 Method of impact test for carbonated beverage bottles 1. 適用範囲 この規格は,炭酸飲料用ガラスびんの機械衝撃強度の試験方法について規定する。 2. 引用規格 次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。 JIS B 1501 玉軸受用鋼球 JIS G 4051 機械構造用炭素鋼鋼材 3. 種類 種類は,次のとおりとする。 a) 通過試験(1) 注(1) 通過試験は,パステスト(pass test)ともいう。 b) 累進試験 4. 試験装置 試験装置は,次の条件を備えていなければならない(図1参照)。 a) 振子式になっていること。 b) 振子の先端に打撃物としてJIS B 1501に規定する呼び1(呼び直径25.40000mm)の等級20又は28を使用していること。 c) 振子の重心は,その腕のほぼ中心線上にあること。 d) 振子の打撃点は,その重心の軌跡と同一垂直平面上にあること。 e) 打撃物を含めた振子の質量は,608〜618gであること。 f) 振子の支点と重心とを結んだ線を水平にし,振子の荷重を支点と打撃点で支えたとき,打撃点にかかる荷重が4.85〜4.95N(2)であること。 注(2) 振子の支点と重心とを結んだ線を水平にした状態で打撃物を台ばかりに載せたとき,台ばかりの目盛が495〜505gであれば,4.85〜4.95Nとなる。 g) 振子の支点と重心とを結んだ線の延長線上に,打撃点から垂線を下ろしたとき,その交点と支点との距離は290〜295mm,その交点と打撃点の距離は28.0〜31.0mmになっていること。 h) 各振り降ろし角度における衝撃エネルギー値を示した目盛板があること。 i) 衝撃エネルギーの目盛間隔は,0.54Jまでは0.06J以下,それ以上は0.12J以下であること。 j) 試料びんを保持台に載せ,バックストッパで支える構造になっていること。 k) バックストッパの形状は,半径19mmの半円柱でV字型(角度120°)になっていること。材質は,JIS G 4051のS45Cとする。 ) 保持台は,試料びんに合わせて垂直,水平方向に移動できる構造になっていること。 m) 荷重振子の軸受の摩擦抵抗は,振子を0.07Jの目盛に設定し,振子を自由にしたとき,それが静止するまで往復20回以上,完全に振れるものであること。09-27 JIS S2303
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