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JIS S4001
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JIS S4001:1985 pdfダウンロード。安全マッチ Safety match 1 適用範囲 この規格は,側薬との摩擦によってのみ発火する安全マッチ(以下,マッチという。)について規定する。 2 引用規格 次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。 JIS B 7507 ノギス JIS Z 8401 数値の丸め方 3 種類 マッチの種類は,容器の形状及び軸の材料によって区分し,表1のとおりとする。 4 品質 マッチの品質は,箇条7の試験を行ったとき,次の各項目に適合しなければならない。 a) 頭薬の付着強度 頭薬は,容易に離脱せず,また指圧で破砕しない。 b) 頭薬の発火性能 容易に発火する。ただし,発火するときに火かすが飛散しない。 c) 側薬による発火性能 側薬面で,1容器中の頭付軸をすべて発火できる。 d) 軸への燃え移り 軸への燃え移りが良好で,著しくばい煙が出ない。 e) 軸木の折れにくさ 使用中,軸木が容易に折損しない。 f) 側薬の硬さ 側薬は,指頭でやや強く往復摩擦しても,はげ落ちない。 g) 1容器中の不良軸数及び不良軸混入率 1容器中の不良軸の総計は,表2の本数以下とする。ただし,平均不良軸混入率は,各種類とも3 %以下とする。 h) 小箱の引出しと側との適合性 小箱の引出しが側から容易に抜け落ちない。 i) 頭薬の耐湿性 頭薬の耐湿性は,7.8によって試験を行い,全数発火する。 j) インプル加工性能 軸は,インプル加工1) を施し,次の各項目に適合する。 1) 炎を吹き消した後,赤く燃え残った残火が3秒を超えるものは,全体の5 %以下とする。 2) 燃えかすが硬く,灰化しない。 注1) 軸が燃えるときに,炭化して燃えかすが落ちないようにするため,りん酸アンモニウムなどを軸木に浸透,又は紙軸の製紙原料に混ぜる加工。 5 入本数 入本数は,表3による。ただし,ブック形については,10本,15本,20本,30本又は40本とする。10-16 JIS S4001
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