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JIS T6105
  • JIS T6105:1991 pdfダウンロード。歯科非鋳造用金銀パラジウム合金 Dental wrought gold-silver-palladium alloys 1 適用範囲 この規格は,歯科非鋳造用金銀パラジウム合金(以下,合金という。)について規定する。 なお,平成26年7月28日までJIS T 6105:1991は適用することができる。 2 引用規格 次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの引用規格のうちで,西暦年を付記してあるものは,記載の年の版を適用し,その後の改正版(追補を含む。)は適用しない。西暦年の付記がない引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。 JIS T 0993-1 医療機器の生物学的評価−第1部:評価及び試験 JIS T 6001 歯科用医療機器の生体適合性の前臨床評価−歯科材料の試験方法 JIS T 6002:2005 歯科用金属材料の腐食試験方法 JIS Z 2241 金属材料引張試験方法 JIS Z 8721 色の表示方法−三属性による表示 3 種類 種類は,形状によって線及び板の2種類とする。 なお,線又は板を加工したものを含む。 4 品質 4.1 生体適合性 生体適合性は,JIS T 0993-1及びJIS T 6001によって生物学的安全性を評価する。 4.2 外観 外観は,5.1によって試験したとき,均質であって金属光沢をもち,表面は,異種物質で覆われていてはならない。 4.3 化学成分 主な化学成分は,金の含有量が12 %以上,パラジウムの含有量が25 %以上,銀の含有量が40 %以上で,6.1 c) の表示の数値を下回ってはならない。 4.4 強さ及び伸び 強さ及び伸びは,5.2によって試験したとき,表1による。ただし,強さは,耐力又は引張強さのいずれかでよい。 4.5 固相点 固相点は,5.3によって試験したとき,6.1 d) の表示値より20 ℃を下回ってはならない。 4.6 変色 合金が板の場合には,JIS T 6002:2005の4.4[変色試験(静的浸せき)]によって試験したとき,変色しないか,又は変色することがあってもJIS Z 8721に規定する標準色票の色相は10YRで,明度は7以上,かつ,彩度は6以下でなければならない。 5 試験 5.1 外観試験 外観試験は,目視によって行う。 5.2 引張試験 5.2.1 試験片 試験片は,製造販売業者が指定する方法で熱処理を行ったものを用い,板は,6号試験片(図1参照)とし,線は,標点距離を50±0.1 mmとする。試験片は,それぞれ4本作製する。
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